第13話本人に言いましょう♪
「おはよー♪ひろし」
「おはよ!淳」
今日もいつもの電柱の所で淳と待ち合わせ、健太の所に向かってます!!
「今日の占いはな!?5位だったんだ!!」
「微妙だね??」
「うん!けどこういう微妙な順位の時こそはりきるんだよ!!」
確かにはりきってるみたいだね。
でも、
ぼくは今日、嫌な予感がするよ・・・すごく・・・
「ぼくは、やな予感がする・・・」
「えぇ!!大丈夫だって♪嫌なことがあるのは、いつものことだろォ♪」
淳、天然にヒドイこと言うな・・・まぁいつもだけど
「何気ヒドイよ!?」
「大丈夫、大丈夫♪」
「何が!?」
まったく・・・
「おっはよー♪健太」
そんなことを話してる内に健太との待ち合わせ場所に着いた。
淳はすぐに健太にあいさつしていた。
「おはよ!!健太」
「おはよー!ひろし」
ぼくも健太とあいさつを交わして、いつものように3人で学校に向かった。
〜学校〜
「おは・・・ん!?」
何!?
なんか、ハンカチで口押さえられてる!!
まさか・・・クロロフォルム!?
マジデ・・・・
ぼくは、そのまま気を失った
「ん・・・ってここどこ!?」
目が覚めたらなんか薄暗い・・・ヘンなとこに・・・
手足縛られてるし!!
禁断のSプレイか!?(なんでそっちに走るねん)
えー、えー
なにこれぇ!?
「あれ?鈴木君、目覚めたの??おはよー♪」
「おはよ・・・ってあいさつしてる場合じゃない!!」
ってか
ぼくを見下ろしてるこの女の子はダレデスカ?
なんか、見たことあるような気がしないこともないけど・・・
「突っ込み入れてる場合でもないよね?」
はい。
ごもっともです。
「まぁ、いいや♪」
いいんですか!?
「ねぇ。」
「はい?」
「私のこと知ってる??」
そう言って、謎の女の子はぼくの目線に合わせてくれているのか
その場にしゃがんだ。
ばくは、なんかヘンなとこの床?に倒れているから・・・
「知らないです。」
「なんで敬語?同い年なんだけど(笑)」
えぇ!?
同い年なの!?
どーみても、年上なんですけど・・・?
大人っぽい顔してるし・・・
背も女子にしては高いし・・・ぼくよりは低いけど、1cm、2cm違いって感じだし
「じゃ、自己紹介ね♪」
謎の女の子はにっこり笑ってそんなことを言っている。
自己紹介するんだ・・・・
「私は、藤崎未来!!隣のクラスだよ♪ヨロシクね」
「あ・・うん・・・よろしく」
この状態でよろしくできないと思うのはぼくだけなんだろうか?
隣のクラスってことは・・・3組かな?
「ねぇ、隣のクラスって・・・3組??」
「そうだよ」
やっぱ、そうなんだ
「ぼくも自己紹介した方がいいの?」
「いいよ♪知ってるから」
「そうなんだ」
なんで知ってるの!?
はやりのストーカー!?
ってないない
「なんで知ってるの?って顔してるね??」
「え!?」
なんで分かったの!?
エスパー!?
エスパーなんだね!?
はやりの!!
「エスパーじゃないからね!?」
また読んだ!?
「顔に出てるから(笑)」
「そうなんだ・・・」
顔に出てるんだ・・・・
顔色読んだのか!!
「私と鈴木君、2年の時一緒のクラスだったんだよ?覚えてないんだ!?」
「2年の時・・・・」
ぐりゅりゅりゅりゅーーーー(記憶巻き戻し?)
「あぁ!!藤崎さん!!」
「そぉだよ♪思い出してくれた?」
「うんうん」
2年の時、やけに大人な感じな子だった・・・あの藤崎さんかぁ・・・
ん?
なんか忘れてるような・・・
「あ!!てかここどこ!?」
1番忘れちゃいけないこと忘れてたよ・・・ぼく
「ここは・・・使われてない体育倉庫だよ!!」
「体育倉庫!?」
言われてみれば・・・アスファルトの床・・・独特の臭い・・・
完璧体育倉庫じゃん
「あのさ・・・こんな所にぼくを連れてきて・・・・何か用があったの・・?」
かなぁり大事なことを今さら聞いてるぼく・・
「・・・・実はね・・・」
藤崎さんは顔を真っ赤にして、言いにくそうにしている。
??
どうしたんだろ??
「どうしたの??」
ぼくが言葉の続きを催促すると、
意を決したように、藤崎さんは口を開いた。
「あのね?私・・・私・・・
さ、笹川君のことが好きなの!!!」
・・・・はい?
えっとぉ・・・はい?
ん?
へ?
「えぇぇぇぇぇぇ!?」
マジデスカ?
健太?
良かったな♪
じゃなくて!!
淳がキレるよ!?
泣き喚くよ!?
そして
ぼくにどうしろと?
そぉいうことは、本人に言うべきでしょ!!
「それでね?」
「うん・・・」
まだ続きがあるみたいだ・・・
「鈴木君に協力してほしいの!!」
はい?
協力?
何をどうしろと言うんですか!?
役立たずと言われてるぼくに!!
「あ、あの・・・ダメ?かな・・・?」
藤崎さんは、半泣きになりながらこっちを見ている。
そんな顔されても・・・・
ぼくに何が出来るわけですか?
「お願いします・・・」
お願いします
とか言われたら・・・ねぇ!?
「うん・・分かった・・・」
引き受けるしか・・・ないじゃん?
「ほんと!?ありがとぉ♪」
「でも・・・あんま期待しないでね?」
「だいじょーぶ♪」
ほんとに大丈夫かなぁ・・・
健太になんて言おう・・・
ってわけで女の子登場です♪
健太LOVEの♪
なんか女の子あんま出てないやん・・・って思って出しました☆
ひろしに相談とか完璧相談する人間違えてますよねぇ〜♪
さぁ、恋の行方は!?
ぶっちゃけどーでもいいです。(おい)