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生きづらさ通信  作者: 緑麿
20/22

スノードーム

雲の形を動物とか食べ物に例えて


それを教えてあげていると


あなたは泣きそうになってた


気付かないふりして学校であったことを


おもしろおかしく言っていたら


あなたの震えた声が


いつもの声に戻っていった


──雪を見せてやる


得意気に私を連れ出して


長い時間

汽車に揺られて着いた先は


雪が白い絨毯のように地面を隠していて

私は、はしゃいで雪だるまをいくつも作った


あなたは嬉しそうに私を眺めるばかりで

一緒に作ってはくれなくて


それでも忘れられない思い出だ


子供だった私は

あなたをただ愛してた


あなたの優しさを

必要としていた


あなたの子供でよかったと

本当に思った


そんな想いをスノードームに閉じ込めて


割れないように今も大切に眺めている

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