鬱病は怠け病ではない。
【鬱病】そう聞いてどんなイメージを持ちますか?
結論から始めさせてもらうと、鬱病という病は怠け病ではない。
世間一般(社会福祉の世界も含む)では、今でも鬱病とは怠け病という認識が強い。しかし、鬱病という病は、真面目な人が患いやすいという認識も強い。
Wikipedia等で調べて出てくる内容を書いても仕方がないので、前述を認識した上で話をさせていただく。
真面目な人ほど患いやすい怠け病。そんなものが本当に存在するとお思いであろうか。真面目な人は、仕事も真面目に行うであろう。別に怠ける事など考えていない筈だ。しかし、鬱病は怠け病という認識が強く根付いている。怠ける事など考えていない者が、怠け病になる。そう世間一般の人達は、認識しているという事になる。
ここまで書けば一目瞭然であろう。怠ける者、それは不真面目な者であり、真面目な者ではないのだ。したがって、真面目な者が患いやすい鬱病は、怠け病などではないという事になる。
同じような事を何度も唱えるが、鬱病は怠け病などではない。それの証明は、上記に挙げた通りである。
しかし、そんな認識がないが為に鬱病患者は虚言を吐かないといけない現実にある。特に就職活動時、自分が鬱病であるという事実を隠蔽しなければならない。その結果何を生むかと言うと、鬱病の悪化である。
真面目な人間が鬱病を隠蔽して就職する。真面目であるが故に真面目に仕事をする。真面目に悩み、真面目に苦しみ、そして病状は悪化の一途を辿る。
もし世間一般(会社)が鬱病の認識を改めたとしよう。そうすると、鬱病患者は真面目な社員であると認識出来る為、再就職時にも虚言を吐く必要もなくなり、その上、悪化の原因となる無理な真面目な取り組みが減少する。そうすれば、不真面目な口だけの社員を採用する必要もなくなり、両者にとって有益な条件が確立するのである。
しかし未だに鬱病とは怠け病と認識が強く根付いている為、再就職・就職活動時に病の事を口にすると、不採用となる現実が否めない。
と、ここまで書いてこう言うのも何だが、確かに鬱病患者の中には、怠け病の者もいる。これは統計的に捉えたものではないのだが、精神科医が言うに、二年間働いては傷病手当を受給していると者もいるらしい。
しかしだ。何度も繰り返し唱えるが、鬱病は怠け病ではない。仮に、怠け病である鬱病患者が一部いるとしても、鬱病患者全員が怠け病ではないのだ。
そうだと思いませんか? 日本人は日本語を話せるが、一部の日本人は外国語を話せる。もし、一部の怠け病の鬱病患者を全体とするならば、日本人は皆、外国語を話せるという事になってしまう。
求人の際の人事に携わる方に声を大にして言いたい。
「全ての鬱病患者が怠け病ではないのです。鬱病と聞くだけで、不採用にしないで下さい」
鬱病は怠け病ではないのですから。
就職難の鬱病患者は沢山いるようです。(談:カウンセリング医)




