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一章 始まった世界

そう、彼等もスタード同様に『魔界』への侵略を企てていたのである



しかし『彼』は分かっていた。『魔術』という枠を大きく揺るがしかねないその男は、一歩も宮殿の外へ出ることなく、『この国そのものが別の場所へ移動した』ということが分かっていた



どういう経緯でこのような事態にまでなったかは理解し難いが、誰かの仕業であると彼の中でそう認識していた



そんな状況下でも、『親王』は一切戸惑うような態度を見せず、獲物を見据えるように微笑する



彼はこのような事が出来る能力者に少しばかり心当たりがあったからだ



「しばらく…いや、三日間程皆には休みを与える。後の戦いの事を考え、体力を温存するがよい。『帝王』達には私から定期的に休みを与えるとしよう」



『親王』は言うだけ言って、白き渦を身に纏うようにして忽然と姿を消していった

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