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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

パパ大好き

作者: 雨傘無晴

今日もパパが帰ってきた。

今日は犬のお散歩かぁ。私は四つん這いになる。

犬の鳴き真似は得意になってきた。パパが教えてくれたから。

時々、頭を蹴られるけど、それはパパが私を愛してくれているから。パパは、私を、私達が昔飼っていた犬(パヤ・・みたいな名前、忘れちゃったけど)みたいに愛してくれる。

ママはいない。死んじゃった。

犬のお散歩の後は、パパが私の中をきれいにお掃除してくれる。

パパはお掃除が大好きで、いつも私のおしりの穴に手を入れてお掃除してくれる。

最初はものすごく痛くて、すっごい血が出たけど、もう平気。でもうんちは止まらなくなったから、私はどこにも行けない。さすがに恥ずかしいから。

いっぱい出たうんちは、パパが私に食べさせてくる。パパが言うには、自分でお掃除しなくちゃ、だって。

確かに、それじゃ仕方ないね。


そうだ、お掃除といえば、最近”ないぞう”を売ったの。パパが、いらないないぞうは売ったら身体も奇麗になるし、すごいお金になるからって。パパが、頭を撫でてくれたの。パパ大好き。

ご褒美に、パパが私に赤ちゃんをくれるって言ってくれた。私、ママになれるの!すてきでしょ?

でも、私の赤ちゃんは、私のこんなぼろぼろの身体で許してくれるかな?嫌がらないかな?


赤ちゃんって、おちんちんを私の中に入れて作るんだ。パパがやりながら教えてくれた。

すっごく痛かった。おしりほどじゃないけど血もいっぱい出た。けど、パパが気持ちいいって言ってくれた。じゃあ、なんでもいいよね?パパ大好き。


ある時、私がパパを怒らせたときがあった。パパのお皿を割っちゃったの。そしたらパパが私の目に包丁を入れたの。そしてタバコのお皿で何度も頭を叩いて、私、裸で家から追い出された。すごく痛くて、倒れそうだった。そのときは冬だったから、辛かった。

ごめんなさい、できない子でごめんなさい。「出来損ない」でごめんなさい(出来損ないっていうのは、パパが私に教えてくれた、私の2つ目の名前みたいなもの。なんにもできないやつって意味だって)


けど、パパは少ししたら許してくれた。温かいお風呂に入れて、美味しいご飯を食べさせてくれた。そして、頭を撫でてくれた。

やっぱりパパは優しい!パパ大好き



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