登場人物_青の街
マディラ・イザベラ
赤の世界のニーベル国の王女で、現在は緑の世界のグリーンフレードム国の王妃。
赤、青、緑の世界でもっとも高い特殊能力を持っているが、その能力および出生時の予言により、父王から疎まれていた。そのため一時期ニーベルでの記憶とほぼ全ての能力を封じ込められ、日本のとある街にて、護衛役のジュリアンと、世話役のサヤと住んでいた。日本名、八重神真唯佳。
彬が禁忌の技を使って彼女に新たな人格を形成したため、「真唯佳」「マディラ」「黒い欲望」の人格を持っているが、普段の人格は「真唯佳」。
青の世界とも呼ばれる人間界で蒼の裏切りにショックを受けたため、一時期その事件に関しての記憶を自ら封印していた。
数ヶ月前、1000年ほど城の庭に埋まっていた壺から出てきた未知の生命体「アテナエル」の魂と同化し、同じく1000年の眠りから覚めて、国を乗っ取ろうとする「大臣」の野望を阻止すべく、「トーラー」というタロットカードに選ばれた特殊能力者と共に活動をする。
ジュリアン・ソレイユ
赤の世界のニーベル国の名門貴族出身で、現在は緑の世界のグリーンフレードム国の国王。
博学で結界の名手。特殊な呪文の詠唱ができる。マディラを除けば、恐らく緑の世界最高の能力者。
マディラが人間界に送られた後、国王の密命を受けてマディラの護衛に就いて、彼女と同居していた。日本名、笹薙彬。
ある事件をきっかけに、マディラに新しい人格「真唯佳」を創造した。
ニーベル国王が、彼女に対する予言や能力のせいでマディラの事を嫌っているのを知っているため、ニーベルで彼女と結ばれることが困難だと悟り、二人でグリーンフレードム国王家の養子になる事を決断。
通常は、物静かで育ちが良さそうな気性が穏やかな青年だが、妻一筋で彼女の危機の際には、かつて「ニーベル一狡猾で残忍」と言われた一面が顔を出す。
アテナエルを「エルを持つもの」と呼び、正体について何か知っているらしい。
セバスチャン
「吊るされた男」のカードの術者で、受けた攻撃を増幅して相手に跳ね返す能力がある。
控えめな性格で、感覚が強く、トーラーのオーラを見分けることができる。
王都から離れたウォルソン村に住んでいたが、マディラと出会った最初の術者として、彼女の部下となり、アルバス城内のトーラーの宿舎に住んでいる。
マディラが既婚者だと知らず、一目惚れしてしまった。
各務蒼
ニーベル人で本名、サロモン。
人間界でマディラにかなり懐いていたが、実は彼女をクーデターに利用しようとした組織の一味だったため、彼女を裏切る。その出来事にマディラはショックを受け、彼女は彼に誘拐された当時の記憶を自ら封印していた。
一時期ニーベルの監獄にいたが、ジュリアンの計らいにより釈放され、現在はニーベル国と青の世界の日本を結ぶ扉番をして、人間界で出会った人魚のマリナと生活している。
パトリック
かつてのニーベル国の第一王子で現国王。6つ下のマディラとは異母兄妹で、ジュリアンの従兄弟。
ジョナサン
「審判」のカードの術者。術を無効化する能力がある。
現在は王家の侍従長だが、元々神職を目指していたため、悪魔払いができる。真面目な性格でジュリアンを理想の国王として敬愛して止まないがあまり、一時期マディラを目障りとすら思っていた。国王の「王妃を守ること」という命に従って、現在はトーラーとしてマディラを支えている。
ジャック・ミラー・ジョンソン
「愚者」のカードの術者。優れた剣士。
代々トーラーを排出するジョンソン家の貴族でニコラスと双子であったが、出生時に「運命の輪」のトーラーから予言を受け、他家に養子に出された。
しかし不遇で、最終的に大臣に育てられ、5大将軍「鎧の将軍」としてマディラを誘拐した。
ニコラスとの戦い後、一時期城に滞在するも、大臣の元には戻らず、現在は一人旅に出ている。
大臣
1000年前のグリーンフレードム国の大臣だったが反乱を起こし、アテナエルによって「悪魔の魂」と形容されるサタナエルと共に壺に封印されていた。10年ほど前に復活をし、再度国の実権と王妃を手に入れようと目論み、自分と志を共にする5人の将軍を従えて地下神殿に拠点を構えて活動している。
「地の者」と言われる邪悪なゴブリンを製造する技術を持っている。
仮面の男
5大将軍の一人。大臣の側近で、彼のことを父と呼んでおり、ジャックと共に地下神殿で育てられた。
その正体はマディラとジュリアンの子供のフレデリックだが、大臣が目覚めた際に誘拐されて、サタナエルの器としてその魂と同化してしまった。
彬そっくりの顔をしているため、正体がバレないように仮面をつけている。
その事実をマディラは知っているが、ジュリアンは知らない。




