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第四十五話

すごい間が空いてすいません。頑張って書き上げたので読んでください。

僕たちが、屋敷に滞在して3日ほど立った。すごく丁寧な扱いで、あの街であったここの家の子供だと言う野蛮な人とは違い、働いている人はすごくいい人ばかりだ。文化の違いで僕は少し苦労しているが、リクトやケンは前世の国の通りみたいで、もう早々なれていた。


「リンガリア様(国名でなぜか呼ばれている。)、殿が謁見を申し出ています。お通ししてよろしいでしょうか。」

「いいよ」

そして、かなり歳を言ってそうな強そうな男が入ってきた。

「お初にお目にかかります。斎藤侍従と申します。息子からの報告で慌てて帰ってきました。それで上様と帝との謁見の約束を取り付けましたので報告したく。」

「そうか。感謝する。」

「その為、明日、私と一緒に都に向かって欲しいのですが良いでしょうか。」

「もちろんだ。」

「それは良かったです。上様は大層楽しみにされていますので、そこまで心配はいらないかと。私はこれで失礼します。」

「うむ」

なんかよくわからないけどこの国の首脳をあえることになって良かった。できれば国交を結びたい。そしたら兄上も褒めてくださるだろう。この旅が無意味ではないってね。僕はルイーズと一緒なのも好きだが、やっぱり旅に出ているのも好きだし。


そして次の日、僕はお世話になった斎藤家の屋敷を出発して、この国の都に向かった。この国はリンガリア王国やキーロク帝国をはじめとする大陸の国とはだいぶ違う文化だからとても楽しみだ。それに人も優しいし、料理も美味しい。友好を築けたらもっとたくさん来れそうだしぜひにも友好関係を築きたい。


そして、2日ほどで都に着いた。名前は江京というらしい。近づくにつれて、またわが国とは違う形の大きな城と、この国独自の感じの建物が見えてきた。これはかなり大きい都市なのだなとすぐにわかった。


「リンガリア様、こちらが当国の首都、永京です。昔の帝により、永遠に繁栄が続くようにと名付けられました。」

「ほう、とても発展しているようだな。」

「世界の中でも繁栄している都市だと思います。もうすぐで幕府のお方がお迎えにあがるとおもいます。久しぶりの海外より王族の来賓、それも公式なもので無いので、いろいろトラブルがありすいません。」

「いえ、斎藤殿には感謝しています。いろいろと手を回してくださったのですから。私としても第一の目的は観光、この国の首脳に合うのは2番目の目的に過ぎませんから。首脳に会えるのを楽しみにさせてもらっていますし、この国の料理は個性的ですが非常に美味ですのでこちらとしても最初は出来ればだったのから是非にも結びたいに変わっています。」

「リンガリア様、幕府よりお迎えが参られたようです。私も随行いたしますがこれよりは阿部佐賀守様に従ってくださいませ」

「ご紹介に預かりました老中の阿部佐賀守です。」

「ケン、老中とは何かわかるか?」

「前世の知識から出すと大臣みたいなものです。」

「へえーよろしく」

「では、案内させていただきます。上様は久しぶりのご来客として楽しみにしておいでです。」

「僕も楽しみだよ」









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