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第四十四話

何週間も休んですみません。頑張って書いたので読んでください。

街巡りを存分に楽しんで、予定していた滞在日数を港町で潰した僕たちは、もらった紙に書かれた住所に向かった。なんか貴族らしいしこの国の王の会えたらとても良い。そしたらあそこでチンピラに絡まれたのも無駄ではないってことだ。まあなんできて欲しいのかはわからないけど、悪いことはなさそうだから行くことにした。


言われた場所に着くと、屋敷があった。まあそこまで大きくないが、この国で見た建物の中では1番大きい。流石は領主の屋敷だ。

「ケン、お願いなんだけど、門番に話してくれない?ケンはこの国の言語話せるみたいだし。」

「俺も転生者だから話せるはずだけど、日本語の知識がない。どう言うものがあったかが少し残っている程度。どんどん忘れていて少し怖い。」

「まあリクトが気にする必要はないよ。人は自然に忘れるものさ」

「ケンはすごいよね。全然忘れなくて。」

「これスキルみたい。前世の知識を忘れないっていう。」

「へえーすごいね。」

「褒めてくださり光栄です。殿下」

「やめろよ。そういうのは」

「いや、ただやってみたくなっただけ。まあいいや、行ってくるよ。」

「うん、頼む」


「すみません、この屋敷に来るように言われて」

そうして、ケンが貰った紙を見せると門番たちは慌てて屋敷の中に入っていった。すぐに、なんか偉そうな人が現れた。

「若殿がお会いになるとのことです。着いてきてください。」

まあ屋敷に入れたようでよかった。しかし何をするのかわからないし気になるな。


「若殿、お連れしました。」

「入れ」

中に入ると前、不良か何かわからないやばい荒くれ者に絡まれた時に止めてくれた人がいた。


「よくきてくれたな。改めて名乗らせていただく、私はこの一帯を治めている斎藤家の嫡男、斎藤能登守だ。弟が迷惑をかけてしまったようで本当にすまなかった。それで貴公らにも名乗って欲しいのだが。」

僕から名乗ると引かれそうだからケンから名乗って欲しいんだけどなあ、僕の意思わかるかな。

「えっとまずは、私がケンです。」

「俺は、リクトフォンダールです。ダール騎士爵の四男です。」

「僕は、レオナルドリンガリアフォンローザム、テイキーロクだ。」

「リンガリアとは確か海を渡った先にある王国、キーロクは大陸で1番大きい帝国なはず。それが名前に入っているということは、王族か。」

なんかぶつぶつ言っているけど丸聞こえなんだよなあ。まあ日本語だから意味はわからないけど。

「王族ということですか?」

「うん、そうだよ。リンガリア王国王太弟とキーロク帝国皇族」

「大変ご無礼をいたしました。申し訳ございません。お許しを。」

「別に怒っていないけど、一つお願いがあるんだ。」

「なんでしょうか?」

「この国の王に合わせて欲しい。」

「それは帝でしょうか、上様でしょうか?それとも関白殿下ですか。」

「よくわからないけど誰でも良いよ。まあできれば全員会わせてほしいな。」

「でしたら、少しお時間をください。相談いたしますので。今日はどうかこちらに泊まってください。他国からの国賓をもてなさないのは末代までの恥ですので。」

「そこまで気にしなくて良いよ。まあありがたく受け取るとするよ。」

なんかわからないけどこの人がいい人ってことだけわかった。まあ交流が広がるのは良いことだし、少し仲良くできるといいな。








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