第四十三話
先週は投稿できなくて申し訳ありませんでした。まだ氏真がランキングにいるので少しでもポイントを上げさせたくて。しばらく忘れやすくなると思いますがよろしくお願いします。
街巡り第二弾に繰り出した僕らはチンピラに絡まれていた。焦って動こうとする2人を僕は必死に止めている。
「よお、坊ちゃん若いのに良い身なりじゃないか。見たことがない服だが、高級感が溢れている。俺たちに金目のものを全てやれよお。そうじゃないと殺す。」
「はあ?なんで僕があげる必要がある。」
「俺たちに目をつけられたのが運の尽きよ。俺様はなあ、領主の次男なんだよ。領主は俺の言いなりさ。お前が助けを求めることはできんよお。早く土下座して、金を出せ。」
「そんなのは聞けない。」
「はあ?俺様に逆らうと?大陸の人間だか知らんが、貴族でも外国人が信頼されるわけないだろう?それも俺様が相手だったらなあ!なあ!」
「「はい、隆二様!」」
「はあ、知らないよ。そもそもノブリスオブリージェっていうものを理解しないのか?」
「大陸共通語なんて無意味なんだよ!俺様も父に強制されたがなあ!大陸の奴らは下等種族なんだ。高貴なる俺様には敵わない。一生な!奴隷以下の存在だ!」
「我が国を今侮辱したな。正式に抗議させていただこう。名前を名乗れ!」
「はあ?たかが貴族の次男や三男が国にものをもうせるものか!名前なんて名乗る価値はない!」
「まあ三男というにはあっているが、家柄は勘違いしているな!僕は王族だ。もう不敬罪だ!捕えよ。」
「ここでは不敬罪なんて通用しない!そんなこともわからないのか!馬鹿だなあ!俺様が全てだ。お前はここで消し去る。その子分たちと一緒にな。」
「殿下!もう我慢できません。やっちまいましょう。」
「リクト、待て。あちらが先制攻撃をさせる必要がある。面倒は起こせないからな。」
「しかし!」
「まあ良い。避け続けるだけさ。こいつの話を聞いていると衛兵は使えないみたいだが。」
「無礼な!やれ」
そして、大して強く無さそうな荒くれ者が襲いかかってきたが、全部余裕で避け切れた。驚くほど弱い。
「何故だ!何故仕留められない。おい!もっとやれ」
「はい、素早くやりますのでお許しをー」
「ああ、すぐにこいつらを殺せ。」
奴らは知らないんだろうなあ。僕たちの強さと、僕の立場を。僕を殺したら外交問題になり、キーロクとリンガリアが共同で攻めてくるのに。この国はひとたまりも無く滅びるだろうに。この馬鹿な奴によって。しかしこの国の王にあった時に警告するべきだな。これは酷いが、これが普通だったら、庶民は優しいのに、この国の印象が変わるんだがな。
しかしすごく注目されている。悪い気はしないが、これで大丈夫なのか?
「そこを退け、若殿のおいでだ。」
そこへ馬に乗った似たような顔の若者がやってきた。
「兄上!何故ここに?」
「お前の素行が悪すぎてな。報告を受けた。窮状を嘆いたかしんからな。父上の許可もいただいた。お前を今日を持って、代官から罷免する。幽閉しておけ。」
「はっ」
「大陸の方だとお見受けするが、我が弟が誠に申し訳なかった。謝罪する。お詫びをしたいから今度屋敷を訪ねてくれ。この紙を見せれば入れる。」
「ありがとうございます?」
「すまない。私は少し忙しいから帰らせていただく。」
なんかわからないけれど助かったみたいだ。あの馬鹿の相手は嫌だったしなあ。しかし兄はまともそうだ。僕の身分を明かして、この国の王に対する仲介を頼もうかな。




