第四十二話
先週は休んでしまって申し訳ございません。
新作も確認してください。
「すみません、ここが、この街一番の宿、海の水晶さんでしょうか?」
「そうだよ、珍しいねえ。大陸共通語なんて、最近は大陸との交流が薄れていたからねえ。何名さんだい?」
「3人です。最高級の部屋をお願いします。何泊する?」
「3泊ぐらいしようよ。せっかく来たんだし。」
「確かにな、リクトはだいぶ記憶が薄れているようだが、俺はすごく懐かしい。」
「3泊でお願いします。」
「若いのに最高級とはすごいねえ。冒険者と見るけれど何ランクなんだい?」
「僕はsで、彼がAで、こいつがBです。」
「それはすごい人たちだねえ。名前を聞いてもいいかい?」
「はい」
「ギルトカードもお願いね。」
僕たちはそれぞれギルトカードを出して、受付のおばさんに渡した。
「リンガリアっていうと王族かい?」
「はい」
「それは偉いことだ。今まで無礼を働いてすみません。」
「気にしないでください。今は、普通の旅を友達と楽しんでいるので。」
「では遠慮はしないよ。貴族様に、王族がいるとは思わなかった。すごいんだね。代金は一部屋、金貨一枚の部屋2室と、金貨5枚の部屋1つにしとくよ。王族には物足りないかもしれないが、ゆっくりしていっておくれ。」
「ありがとうございます。」
そうして、僕らはお金を払って宿に泊まれることになった。この国の人たちは本当に親切で、優しい。ケンも、リクトも1日目なのにすっかり気に入ってしまったようだ。まあそれもわかるけれど、この国の王と話したいんだよなあ。そして、できれば国交を結びたい。せめて、ローザム商会と貿易をしてほしい。少し前に立ち上げた、ローザム商会は、ローザム大公家の運営で、大公領の特産物を売っているけれど、リクトと共同で作ったものも売っている。まあ殆どやらないで、作ったのはただ一つ、新しい柄のグラスだけだけれど。それもリクトがアイデアを言ったら全て放置した。僕はほとんど関わっていない。部下が実質全てやった。王国に帰ったら本格的に自分とリクトで商品を作ろっかな。
この国はこんなにいい人たちで、美味しいご飯もあるのだ。他の国との接触を盛んにしたら絶対いいいはずだ。大陸共通語もある程度通じるし。しかし、どうやればこの国の王に会えるかな。正式な訪問ではなく、私的な訪問だし。遊びみたいな感じだからなあ。
「殿下、開けて」
これは確実にリクトの声だ。
「リクト、どうしたの?」
「いや、街に散歩しないかなって。ケンが誘っていたよ。少し休憩できただろうし。」
「後何日も滞在するのだからと言いたいが、まあ行こうか。町巡り第二弾だな。」
「そうだな。」
そして、また僕は街に行くことになった。この国は色々斬新で見ていて楽しいからただの町巡りも色々、統治について考えられていいんだよね。それに楽しいし。




