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第2話 まずはお許しを得てから、当初の大プロットを考え、執筆を開始したのですが

 ともかく、そうしたことから、戦国時代に「皇軍」が来訪する話を描くことを決めましたが。

 本来の作者と言える寛喜堂秀介様に、お許しというか、了解を得てから、執筆するのが当然だ、と考えたので、まずは寛喜堂秀介様にメッセージを送ったところ、快諾していただけました。


 それで、何時、「皇軍」が来訪することにしようか、そして、どんな流れにして、どのような結末にしようか、色々と考えた末に。


 この際、大河小説にしよう。

 太平洋戦争勃発時の南方作戦に投入された陸海軍部隊が、400年前に赴くことにしよう。

 そして、日本本土を近現代化して、世界に侵出していく話にしよう。

 それを「皇軍」の一員だった一人の主人公が、400年前の世界で家族を作り、その主人公と子孫がこの世界の流れを見聞き、体験していく話にしよう。

 

 幸か不幸か「サムライー日本海兵隊史」で、戊辰戦争から第二次世界大戦終結まで80年近い歴史を、自分は実際に描けたではないか。

 そんな感じで1541年から1620年までの話を、大雑把に言って約5年毎に区切って、それを第何部という形で描いていこう。

 最後は後水尾天皇陛下と徳川和子様の結婚か、月面への到達シーンかで、それを主人公の子どもか、孫が眺めることにしよう。

 

 と最初の大プロットを決めました。

 尚、この時点で、北米共和国が何れは成立することになっていましたが、それは1600年頃の独立戦争になる予定だったのです。

 だから、上里和子が武田義信と結婚する際の描写が、その名残もあって、あのようなことになりました。

 あの時点では、もう少し前倒しするにしても、1590年頃に北米独立戦争勃発と考えていて、そんなことから、数十年先としたのですが、結果的に1574年に北米独立戦争勃発になりました。

 又、北米共和国と日本本国が修好した証として、後水尾天皇陛下と徳川和子様、後の東福門院陛下の結婚が描かれる予定でもあったのです。


 そして、第一部の執筆を開始したのですが、いきなり予定変更する事態が。

 当初は情報収集の必要もあるし、ゆっくりと半年くらいかけて「皇軍」は日本本土を目指すのが相当だ、と考えていました。

 しかし、感想欄等で指摘を受けて、私自身が確かにのんびりし過ぎと考えたこともあり、全速(?)で「皇軍」は日本本土を目指すことに。


 更に「皇軍」と当時の日本の軍勢との戦闘を考えれば考える程、更に執筆する程に、私の腕では、完全に一方的で面白みのない描写が続出することに。

 そして、何となくですが、感想欄から後押しを受けたこともあって、第一部120話の終わり頃に、今上陛下と「皇軍」幹部が対面して、天文維新の始まりを描く筈だったのに、65話で終わってしまう超非常事態が起きてしまいました。


 そして、当初の予定では、「皇軍」が圧倒的な武力で、当時の戦国大名(?)等を粉砕して日本全土を平定していくことになっていましたが、どう考えても、抵抗は無意味だ、潔く投降すべきだ、という話の繰り返しになるのが、作者の私の脳裏に浮かんでしまいました。

 更に言えば、そんな中でも抗戦して滅んでいくとか、どう見ても当時の人を下げ過ぎの気がしてなりませんでした。


 そんなことから、第一部120話の後半部は、急きょシャムとビルマの戦い、及びマラッカ攻略作戦を描くということになり、結果的に1541年から1548年までを第一部で描くことになりました。


 更にこの為にプリチャ(永賢尼)、タンサニー(美子)、サクチャイ(勝利)というキャラも急きょ追加投入するという事態が引き起こされました。

 本来なら、上里松一は一生、張娃こと愛子のみを妻にする筈だったのですが、本当に想わぬことでした。

 ご感想等をお待ちしています。

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― 新着の感想 ―
 前段を読んで(・Д・)「ほー皇軍にインスパイア元があったのね」と前段への感想を書いた後に寛喜堂秀介先生の[帝ですが意味不明な連中に慕われ過ぎてつらい]を早速検索して覗いてみたら(^皿^;)皇室への尊…
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