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さて、異世界の最強とは?  作者: 小岩井偽乳
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トーナメント戦 決戦 ウィンvsシン 

最近書くのがしんどいです。物語は全部考えているんですが、細かい描写が…。

 

「では、両者準備はよろしいでしょうか…? …始めっ!!」


 と言ったが最後、シンがものすごい勢いで突進していき、ウィンとの剣の攻防を繰り広げている。それはまさに獅子奮迅の勢いで、あまりの剣戟のすごさで周りの埃が舞い上がり竜巻のようになってしまっているほどだ。


「こ、これはっ!?まるで何をしているのかさっぱりなのですが…すごいっていうことだけはヒシヒシと伝わってきますね!?それよりも、前優勝者を前にしてもこの攻め方はなかなかに勇敢な戦いっぷりですね!」


 ――――実況の言いたいことはわからなくもない。実際おれはびっくりした。勝つとかいってたが、まさか本当に勝気でいたなんて。しかも今の俺でもぎりぎり捌けるかどうかの剣戟だ。あれで全力じゃなかったら本気の俺でも勝てるかどうかってとこだが…。そういえば、ウィンってやつも相当な腕だな。あの剣戟を打ちもらすことなくいなしている。さすがは前優勝者ってことか?やはり今まで見てきた中で格が違うな


 シンの放つ剣戟は激しさと鋭さをますます増加させながらウィンに襲い掛かる。そしてそれに反撃するわけでもなく淡々といなし続けるウィン。


「ウィン選手が攻める暇もなく防衛に徹していますね。このまま勝負がきまってしまうのでしょうかっ!?」



「やるねぇ~?おまえ、シンだっけ? ちょっとおまえのこと舐めてたぜ! このままじゃ負けちまうから少しだけ本気だすぜ? 前の大会だとここまで苦戦することはなかったんだけどなあ?」

 と嬉しそうに白い歯を見せながら笑うウィン。と、同時に体中から黄色いオーラみたいなものが吹き出る。


「やはり、貴方は格が違ったようですね?ウィンさん。しかし、僕もこれが本気ってわけではないので…そちらも本気であればこちらも全力でいかせてもらいます…よっ!」

 ぶわっ!っとシンの体からも青白いオーラが吹き出る。


 ――――うおお…。これは良い戦闘がみれそうだな。サチにもいい刺激になるんじゃないか?ところで、あのオーラみたいなのってなんなんだろうな。この試合が終わったらどうせ、消化試合(第3回戦)だし聞いてみようかな



「うはっ! 青白いオーラ…。お前、勇者かなんかか?そりゃ聖気だろう! こいつぁ、なんでこんなところに来たのか疑問に思うところもあるが、いっちょ聖気と戦ってみたかったのも事実だしなぁ! いくぜっ!!」

「…やっぱり闘気の色でわかる人にはわかってしまうんですね…。まぁバレたとこで問題はあまりないでしょうし、今回はこの戦いに全力をささげさせてもらいます…よっ!【ライデーン】」


 バアアアン!!っと稲妻のようなものが一瞬みえたと思ったら、シンが闘技場を駆け抜け、ウィンと一閃交えた後だった。


 ――――すごいな…。あれは魔法も一緒に使ったのだろうけど、派手さと威力が桁違いだ。俺でも防げるか疑問になるレベルだな。っていうか受け止めたウィンもすごいな!?あの破壊力を受けてもその場から微動だにしてないからな。



「…ぃってえええ!!??おまえっ殺す気かっ!?普通の人間ならあれで木っ端微塵だぞ!! 今回の勇者はだいぶ破天荒なヤツなんだな!?」

「えー! 今の防がれたの初めてですよっ! やっぱり只者ではなさそうですね?」

 ははは!と二人で笑いあっている。なぜ戦闘中に笑うのかよく理解できなかったが、どちらも戦闘狂なのではないだろうか。



「い、いまのはっ!? ローラさん!!何があったのでしょう?!私にはただ爆音と光しか確認することができなかったのですが…」

「私も何が起こったか見ることはできませんでした。しかし、雷系の魔法を放ってからその魔法に乗せて剣技を使ったと思われます…が、雷系の魔法は音速並みの速さといわれていますので、彼の剣速はそれ並か、それ以上と推測されます…」

「な、なるほど…これはもう実況放置してもいいのでしょうか…皆様、どうかその目でしかと見届けてください」


 半ば実況放置した実況者をよそに試合は終盤へとさしかかる。


「じゃぁ、次は俺の番ってことでいいか?勇者サマよ…。耐えてくれよ?俺の武気を---【瞬歩】!【絶空】!【葬天波】!!!」


 ブワン!と会場全体に嵐かと思うほどの突風が吹き荒れる。アリーナの観客席は阿鼻叫喚かとおもえばそうでもなかった。なぜなら、過去の英雄の加護的なもので一切の害を受け付けないバリアが張ってあるらしい。風などの人を傷つけることのない概念は通り過ぎ、斬撃や、魔法などの人に怪我を負わせるようなものは受け付けないらしい。気付かなかった。


「っ!? ぐあああああ!!??」


 血を噴出しながら見えない何かでふっとばされたシン。いや、見えない何かではない。目で追えない速度で振るわれた斬撃がシンの構えた剣と衝突し、尚その勢いを殺すことなくシンのことを斬り付けたのだ。


「や、やべっ!! やりすぎちまったか…!? これだとヴァンに怒られちまうかもなぁ…って!とにかく救護班!! 急げ!! まだ息はあるは…ず? ありゃなんだ」


 ざわめきが広まり、予想外にシンが傷つき倒れてしまったことに動揺して取り乱すウィン。救護班を慌てて呼んで改めてシンのことを確認したら動きが止まった。

 シンが輝いていたのだ。 不意に体が地面から少し浮き始め、ドバドバ血が出たいたのに見る見るうちに傷口がふさがっていくではないか。しかも血の湖になっていたのに、それがキラキラとした粒子に変わり、シンの体の中にもどっていく。


「し、死ぬかと思いましたよー。っていうか死んじゃったか。神様からもらったチートスキルなかったらこれで4回目の人生ってことだね」


 静まり返っている会場で、一人笑い話のような顔でむくりと起き上がるシン。


「「「「ゾンビかおまえはっ!!!」」」」


 全員が思った感想であった。


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