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神社

作者:

 どこかの奥深い山の中、薄暗い森の先、ぽっかりとあいた深緑の空間。

 こけむした鳥居をくぐった先には、規則正しく道に沿って直立する木々の間をどこまでも続くかのような石段。

 石段をのぼりきると、石畳の道があった。いつからあるのか、苔に覆われた燈篭が道を挟むように並んでいる。

 道の向こうに古びた社があった。

 人の気配はなく、風もなく、日の光も力なく薄暗いまま、ただ静かにたたずむ。

 その神社はご神体として生姜をまつっていた。



 ジンジャー


 (了)

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― 新着の感想 ―
まさかのダジャレ! 吹きました…… 直前までの描写との対比が最高(笑)
[良い点] 下らないのがいい(笑)
[良い点] 静謐な空気とオチの対比が最高です。 読者としてはオチへの期待を高めながら石段を登ったわけですが、そこからのタメが素晴らしかったです。
2016/09/18 01:00 退会済み
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