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Nuclear contamination the girl(フェザー)は汚染された世界で銃を撃つ 作者:ぱんだ祭り

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A bird is caught prey.1

 昔、漠然と人を殺すのは悪いことなのだろうかと考えていた時があった。
 そして、イライラする奴らを全員殺したい。
 そうも考えていた。

 でも、そうはしなかった。
 人を殺すと捕まって牢屋に放り込まれ、最悪死刑になるから止めておいた方が良いと考えていたからだ。

 全く世の中悪い奴らばかりなのによ。
 殺されたって誰も文句言わねえ奴なんて、ゴロゴロしてるのに何でだろうな。 

 世界がこうなっちまって、すっきりした部分も正直ある。 
 どいつもこいつも偉そうなこと言ったって、いざ国が放射能塗れになったらいち早く逃げだしていく。

 おかげで1人1人の本性が良く分かって、見ていてなかなか楽しかったよ。
 有名な奴から近所の知ってる奴までな。 

 今まで誰かに飼われてるのか、それともギリギリ生かされてるのか全然分かんなかったけどよ。
 生きてる。
 今、凄く生きようって感じる。
 自分で稼げなかったら終わるし、どんな方法を使っても生き延びたら勝ちだ。

 それがたまらない。
 凄くストレートでシンプルだ。

 もっと早くこうなればよかったのにな。

 今日も太陽の光と共に、目に見えないヤバい物が降り注ぐ。
 渋谷ベースで大佐と私は、ゆったりとした時間を過ごしていた。 
 大佐は銃のチェックを、私は窓際でジェットブースターの手入れをしていた。

 ここには滅多に来客はない。
 みんな大変なことに巻き込まれたくないからだろう。 
 たまに誰か来たと思ったら、即、戦闘に入ることが多い。

 いや、実を言うと今日1人お客様がいた。
 体を動かすのが苦手そうなインテリだ。
 どうやら医者らしい。
 さっきまで色々騒いでいたんだが、椅子に縛って放っておいたらおとなしくなってきた。

 昨日、私が1人でパトロールしてる時に、どこからか拉致られて来た所を私が救ってやった。

 ほら、悪い奴らが捕まえてくる人間は、何らかの利用価値があるか高く売れるかどっちかだろ?
 こうして捕まえておけば、誰かしら力づくで取り返しに来るか、何か手土産を持ってやってくるはず。

 それなりの物を持ってくるんだったら交換してやるし、つまんねえもの持ってきたり攻撃してくるんだったら、徹底的に叩きのめして考えが変わるのを待つ。

 非常に原始的なビジネスだ。わかりやすい。

 ただ、いつやってくるか分かんねえから、来るまで退屈なのが問題だ。
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