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時間が欲しい(切実)

「そうか…では、ほぼ間違い無く戦闘になると。」


「そうですね、このまま行けば間違い無く魔物がこの町にやってくるかと。既にタルレムの町に連絡を入れるべくこの町の方にお願いして出て貰っていますが、もう少し詳しく情報を伝えるべく、もう1匹馬を貸していただけませんか?」


「そういうことであれば、仕方あるまいて。馬の扱いがうまい者を選んで置こう。その内に町への報告内容をまとめておいてくれ。」


そういうと、村長は外に出て行ってしまった。


「さ、私たちも報告内容をまとめて書に書いてしまいましょ。」


そう言って彩香は羽根を持ってタルレムの町への書を書き始めた。…冒険者登録を行ったときも疑問に思ったのだが、彩香の書いている文字は”日本語”に見える。だけども、この世界の人にも読める文字になっているのだ。…ま、深くは突っ込まない。ここは異世界、何でもありなのだと思うことにしたはずだ。だからこれは何でも無い普通のことだ、と信じ込まないと…。


さらさらっと森から出てきそうな魔物の名前と特徴が記入されていく。その次に、森で得た情報をささっと書いて行き、そして援軍の必要性を書いて、羽根を止めた。


「これくらいでいいかしら?」


ハンターさんたちと僕らのパーティで確認して、過不足無く情報が書かれている事を確認し、村長さんの連れてきた若者に手紙を渡した。


さて、ここからだけれど…


「どうする? 騎士隊が来るまで村にいるのはいいとして、そこから先は次の村を目指す様にする?」


「そうね。騎士隊がいればこの町も大丈夫だろうし、騎士隊が来たら次のヘイゼル村に向かいましょうか。それに、今回の依頼は村のために戦うことじゃ無いもの。騎士に任せましょう。」


「しかしだ、騎士が来たときに既に戦闘になっているときもあるだろう。その時はどうする? 騎士が着いたから、はいさようならという訳には行くまいし、さらにワシ等パーティが常に一緒に居られるとも限らない訳だ。集合場所を決めておくほうがいいだろう。」


「そうね…、なら騎士が来たら次のヘイゼル村に向かう。戦闘に巻き込まれたら、騎士が来てその場の戦闘が治まリ次第、騎士に報告して村長の家に集合。これでいい?」


反対する事もなさそうだな。


「それでいいと思う。」


「ワシもそれで構わんと思う。」


「なら決まりね。村長には言っておかないと。」


そんな感じで今後の予定を立てたわけだが…無駄になってくれることを心から願うばかりである。


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