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登場キャラクターが勝手に動き始める事態に…


何でコボルトが仲間になっているんだろう、撃退するだけの予定だったのに。


さて、先に風呂付きで比較的安い宿を探さないとな。荷物を置いておきたいし、風呂にも入りたい。服も洗濯したいし、いろいろやりたい事がある。


「グイール君は知らないか? 風呂付きの比較的安い宿。」


「風呂付きの宿もあるにはあったと思いますが、それでも安いとは言えませんよ?町の普通の宿の相場が大体銅貨10枚ですし、風呂付きとなると銅貨40~50枚になると思います。でも、場所までは…」


グイール君でも知らないとなると現地の人に聞くしか無いだろう。


「ところでグイール君、あなたこっちに来て大丈夫なの? その、学校あるんでしょ?」


「学校のために戻っては来ましたけど、休みはもう少しありますからもう少しお付合いしますよ。」


何か悪い気がするが、時間があるのならそれに甘えようと思う。現地を知る人が一緒にいてくれる方が何をするにも助かるからね。




門で教えて貰った冒険者になるための場所、”依頼所”通称”冒険者の酒場”の前を通り過ぎ、風呂付の宿を求めて歩く。冒険者がよく使う安宿は入り口や依頼所の近くにたくさん建っていたが、風呂付となると要人や商人が使用するようであり、少し中心よりにあるらしいと巡回中の騎士に教えて貰った。


割と歩いたと思った頃、入り口に在ったものより少し豪華そうな宿が見えるようになってきた。その中から風呂付の宿を探さないといけないのかと思うと難しい。さっきの騎士みたく現地の人間を捕まえるしかないか…。


宿郡らしきところを抜け、商業区にでも入ったのか露天なんかが目立ちはじめる。この辺で適当に聞いて宿を探すようにしないと。これ以上奥に行っても住宅街になっていそうだ。今空いている串焼の屋台に行き、宿の事を聞いてみるか。


「ぃらっしゃい、1本くず銭40枚だ。3本買ったらおまけでくず銭100枚にしといてやるよ。」


顔が厳つい系の大柄の男が串焼を売っている。グイール君は少しビクッとしていたが、こういうのは以外とおっさんがやっている所の方が美味かったりする。そして、話が旨かったりするのだ。


「宿を探しているんだけど、風呂付で安めのところでいいとこ知らないですかね? あ、串焼3本お願いします。」


「まいど。しかしそうさな…風呂あって安いとなると、やっぱ”風見屋”だろうな。あそこはもともとばあさんのやってた風呂屋だけあって大きい風呂があるんだわ。そこの息子が後を継いでから宿もやり始めたんだが、如何せん立地がなぁ。もともと風呂屋だったんだから通りに面していないわけよ。だから知る人ぞ知る安めの宿なんだよ。ま、地元の人間は皆知ってるし、俺も稼ぎが良かったときにゃ、たまーに風呂だけ入りに行くからよ。…ほい、串焼3本お待ちどう。」


そういって串焼を渡されると同時に銅貨1枚を渡す。


「でだ、そこへの道だが…すぐそこの雑貨屋があるだろ? そこの右の通路を通って2つ目を左に曲がってその先すぐ右に曲がるんだ。そうすると左手に”風見屋”が見えてくるはずだ。」


「わかった、ありがとう。あと、串焼5本追加で。」


「まいど!」


今度はコボルトたちの分も含めて買う。思った以上に美味しかったため追加で注文してしまった。


「しかし、お前さんら王都から来た訳じゃなさそうだし、他の町からって訳でもなさそうな感じだな。」


「ええ、私たちはソダ村から来たんですよ。」


そうグイール君が答えると、


「なら、こいつの事はまだ知らねーか?」


そういうと串焼屋の親父が鉄の板を見せてくれる。


「こいつは鉄札だ。王都の鍛冶師たちが30年も王国に申請して漸く通したんだ。これ1つでくず銭100枚分だ。今までくず銭1000枚もあると嵩張ってしょうがなかったが、これからは楽できそうだぜ。最も、これがこの町で出回り始めたのもつい最近だから、村の方にまで出回るのにはもう少しかかるかもしれねーがな。」


そういいながら串焼を渡してくるのと同時に銅貨1枚を渡す。そして鉄札8枚返ってきた。それに納得して、教えて貰った宿に向かうことにしたが、


「グーイル君はどうする? 私たちは宿に行くけど。」


「それでは僕はこの辺で寮に戻ります。慶吾さん、彩香さん、また会いましょう。」


「わかった。またな、グイール君。」


「またねー。」


そうしてグイール君と別れた。




串焼屋の店主に教えて貰った道を進み、宿屋に到着した。割と近くにあるのかと思っていたが、結構中に入り込むようにして進んでいった先に宿屋があった。


早速建物の中に入るとすぐに受付があり、そこに小さな女の子が座っていた。


「いらっしゃいませー。お風呂の方は銅貨7枚です。お泊りの方は1人銅貨25枚です。お付のコボルトはお風呂には入れませんのでよろしくお願いします。」


店番をしている少女に泊まりである事を告げると、


「泊まりでしたら2人とお付のコボルト2匹で銅貨60枚です。」


お付は1匹銅貨5枚なのか。それで問題は…


「2人部屋かい?」


「はい、2人部屋です。あの、それがどうかしましたか?」


「いや、特に何もないよ。3日分を頼む、銀貨2枚で払うよ。」


コボルトは人には数えないのか、覚えておこう。多分犬や猫と同じ扱いなんだろうなー。…料金はとられるけど。


「銅貨20枚の戻しです。鍵はこちらを使ってください。部屋番号は6です。」


6番ね、早速行ってみましょうか。




部屋に入っていろいろと確認する。部屋には机が2つ、ベッドが2つ、洋服棚が置いてあり、机には油皿と点火石、風呂セット、部屋着が乗せてある。ベッドは木枠がしっかりとしており、布団も村のものと比べ物にならないほどしっかりしたものだ。…ま、村のは干草だったんだがな。それに洋服棚があるが、これが割りとしっかりしたものだった。折りたたんで仕舞えるところもあるし、ハンガーみたいなものにつるしておくものもある。村の部屋をそのままグレードアップさせた部屋と言っても過言ではない。…一生懸命褒めてみたが、この程度である。安宿だから仕方ないとして、現代日本に比べれば天と地ほど差があるのはもっと仕方の無い事なのだ。


「いずれは本気で拠点を作る事を考えたくなってくるな…」


村に居たときは金が無いし仕様が無いかなと思っていたのだが、騎士の依頼で作った風除けの矢が金貨になった事を考えると、金の件は何とかなりそうな気がする。あとは公共インフラの部分だが、こればっかりはどうしようもなさそうなものもあるし諦めるが、出来る限りは快適に過ごしたい。衣食住のうち少なくとも住の部分だけでも何とかしたかった。衣は諦めているし、食も味が薄かったり種類が多くなかったとはいっても村の食事だったわけで、町に出るとさっきの串焼のように美味しい物も多そうなので問題ないだろう。


いろいろ考えていたのだが、ふと気付いたときには既に彩香は風呂に行ってしまったようだ、風呂セットが1つ無くなっているし。


「それじゃ、…えっと、コボルトにも名前付けないと不便だな…。お前ら、ここに置いた荷物を見張っておく事、いいな?」


コボルトに命令をして、僕も風呂に入りに行く事にした。



ここから主人公をどうやっていくかですねー


冒険者で大成させるか、貴族になるか、国造りさせるか…主人公の設定的には商人か農夫にしかならないんですよね…

いっそのことcivの文化勝利みたく娯楽で侵略するのもありなのかもしれない。

戦争もするかどうか決めないといかんしな、一応戦争するための伏線は置いてきてあるし、問題は相手を人間にするか亜人にするか魔族にするか、はたまた内戦にするか…そもそも主人公を介入させるのか


あ、その前にクラスメイトも回収しないといけないのか。

やることいっぱいで進まねえよ、いや進めるんだけどさ、


一番厄介なのはキャラクターやその他設定を何時何所でどのように出して行けばいいのかわからないことと、練りすぎた場合設定を忘れるなんて事にならないように気を付けないと…


あ、串焼代間違って無いですよ。

情報量として多めに出しただけです。

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