表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑音ステップ  作者: 白井 雲
夢追う剣、カランコエ
89/100

陽爆の街、陰気の巫女1

俺が住んでいた街には神がいたらしい。



誰も見たことがないから神とみんなは呼んでいた。



不定期だが、この街辺りいっぺんには、ここいらを照らす太陽が強く輝き出す事があった。



街は圧倒的な熱に焼き焦がれ、空は雲ひとつ残さぬよう消え失せ、民の涙も枯らせてしまう。



だが、民は生き続けた。



みな、口を揃えて言うのだ。



恐るる勿れ、ダンジョン世界にシンマネ有る限り、光ある新しい力を持つ者が沈めたもう。



太陽の光を抑えたもう。





命の限り、戦いたもう。



くだらない。









「長老!急報です!連日連夜に続く集中照射現象によって、各地で死亡する者が!」



使用人が血相抱えて、状況を伝える。



「分かっている、救援は手配しておる」



「ハッ!それとこの現象に続いてナイトメアが現れ、皆を襲っています!」



「そうか……事態は一刻を争うな。今すぐジャンヌダルクをここに呼んでくれ」



「直ちにお呼びいたします!」




「止むを得まい……」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ