二人が地球の高校生だったら
少しキャラが違うと思う方も居ると思いますが。
名前だけ使用した話と思っていただければ嬉しいです。
地球の日本。
何処にでもいる高校生の二人が運命の出会いを果たす。
二人の物語は、登校の途中から始まる。
物語の主人公は、朝からすごく慌てている。
「何でお母さん起こしてくれなかったの!!」
裕美は、バタバタと慌てながら準備をし母親に文句をつける。
「起こしたわよ。
朝食は、どうするの?」
「時間がないから良い!!」
裕美は、急いで玄関に向かい行ってきますと大きな声で伝えたあと走って行った。
(もう!!間に合わないじゃない!!)
全力疾走しながらボヤいているのは、橘裕美現在17歳の女子高生。
身長は、140㌢と小柄でよく小学生と間違われる。
(確実に遅刻だけど急がないと!!
大好きな国語の授業に遅れちゃう。)
裕美は、走りながら角を曲がったとき一人の男性とぶつかる。
裕美は、小柄な性でそのまま後ろに倒れ尻餅をついてしまう。
(いたたた…
そんなことしてる場合じゃない!!
謝らないと。)
裕美は、腰を撫でていたが謝らないといけないとと視線を上に上げたとき固まった。
(なっなんで寄りによって大熊カイン先輩なの!!)
裕美がぶつかってしまったのは、大熊カイン同じ高校の3つ上の先輩。
赤い短髪に赤い目に鋭い目付きとまさしく不良様である。
赤い悪魔と巷で噂され不良どもに恐れられ喧嘩を理由に留年した人物でもある。
そんな怖い先輩にあってしまった裕美は、あまりの恐怖に固まる。
カインは、裕美を見下ろし手を差し伸べた。
「っん。」
(起こしてくれようとしてるのかな。)
裕美は、カインの手を取り立ち上がりお礼を言う。
「先輩ありがとうございます。
そしてぶつかってしまってごめんなさい。」
裕美は、直ぐ様謝る。
カインは、無言で裕美の頭を撫でる。
(そんなに怖い先輩じゃないのかな。)
裕美は、頭を撫でられながら疑問に思う。
そして授業を思いだし急いでまたお礼を言う。
「すみません!!
急いでいるのでこれで失礼します!!」
裕美は、カインに頭を下げ走り出した。
生徒手帳を忘れて。
カインside
(っんこれ…
さっきの子のだ。)
裕美は、転んだ拍子に手帳を落としたことに気付かず走って行ってしまった。
(1年2組橘裕美…
裕美…)
カインは、裕美が走り出した方を見つめていた。
裕美とぶつかったとき普段のカインなら助けたりしない。
何故か手を差し伸べ頭まで撫でていた自分に驚く。
(何故だ…
胸が暖かい。
そして届けないとなど自分が思うなんて。)
カインは、自分の気持ちに戸惑い裕美ともう一度会うと決めて先程抜け出した学校に向けて歩く。
_____________
何とか国語の授業に間に合った裕美は、昼食の時間となり友達と話をしていた。
「裕美…
何で今日遅刻したの?」
「寝坊したの。」
「珍しいね…」
「昨日録画しておいたアニメを遅くまで見てたから…」
裕美の友達は、呆れる。
「呆れるは…
オタクだからってそこまでする根性に。
そして裕美に憧れてる男共が可哀想…」
「オタクをバカにするな!!
そして私に憧れる男子が要るわけないじゃん!!」
裕美は、そうかなりオープンなオタクでありアニメやゲームを大好きな女の子。
自分が子供みたいな容姿だから好きになる人など居ないと相手からの好意を気付かない鈍感。
「はぁ…
この子の将来が不安だ…」
裕美に気付かれないように溜め息を吐く友達は、栗鼠のように頬を膨らませ弁当を食べる裕美を見つめた。
裕美は、小首を捻りどうしたのと尋ねると何でもないと返され。
その姿を目撃した一部の男子が顔を赤くする。
裕美は、自分の容姿も鈍感で黒い艶のある腰までの髪に大きくクリっとした目に透き通った鼻筋と薄ピンク色の綺麗な唇と男達の間で美少女と言われていることに気付かない。
急に赤い顔になった男達にますます疑問になり小首を傾げ唸る。
その姿も可愛らしく鼻血を出す強者もいた。
そのような者を見つけたさい裕美を妹のように可愛がるお姉さま達が良い笑顔で連れていく。
「みんなどうしたのかな?」
「裕美は、気にしなくて良いのよ。」
うーと唸りながらも
「分かった!!」
と元気よく告げたあと残りのご飯を食べ始めた。
そんな姿に友達は、またもや苦笑いする。
地球の高校生だったら続きます。




