今後の話し合い 決戦に向けて
ユミが居ない2日間カインは、代わりに仕事をしていた。
(まだまだ2日か…
こんなんで参ってたら3ヶ月もたない…)
カインは、ユミが居ないと言うだけでかなり精神的に辛い状況だ。
「ユミ…
早く帰って来てくれ…」
「カイン呼んだ?」
自分しか居ないはずの執務室にもう一人声がした。
そう一番聞きたくて仕方がなかった声だ。
「ユミ!!」
カインは、すぐさま駆け寄り力強く抱き締めた。
ユミは、カインの背中を優しく撫でる。
「ユミ…お帰り。」
「カインただいま。」
二人は、微笑みあう。
そしていつものように膝の上に乗せられ後ろから抱き締められる。
「ユミが大きくなった…」
再会の感動のあまり気づいて居なかったカイン。
「気づいてなかったの!?」
「それどころじゃなかったからな。」
カインは、ユミの肩に顎を乗せ甘え出す。
「なるほどね。
私が大きくなったのは、体を作り替えたからだよ。
詳しい説明は、皆に言うから行こうカイン。」
ユミは、皆に連絡を送ろうとしたが種族が変わっておりギルドカードが使えない。
「カインお願い連絡してくれる?」
「んっ。」
カインは、ユミに甘えたまま皆に連絡を送った。
「会議室に集まるから先に行くぞ。」
カインは、ユミを抱き抱える。
「やはり重くなったな。」
「当たり前だよ。
身長が大きくなったんだから。」
ユミは、苦笑いながら告げカインが移転した。
二人は、会議室に一番に到着し椅子に座りながら皆を待つ。
その間カインのスキンシップは、多くユミの首筋を撫でたり手を握ったり耳にキスしたりとユミは、擽ったくて身をよじる。
「皆が来るから!!」
ユミは、慌てる。
「んっ…
分かった…
続きは、後にしよう。」
カインは、恐ろしいほど妖艶な笑みを浮かばておりユミは、冷や汗をかいた。
今は、忘れようと心の隅に追いやり皆が到着したことを確認してから話を始める。
「いきなりいなくなってごめんね。
天界て修行してきたよ。」
ユミの言葉に皆が聞き入る。
「座ってらから気づいてないと思うけど体を作り替えたから身長が175㌢まで大きくなり。
修行の結果、上級神と変わらないほど強くなったよ。
ここだけの秘密にしてもらいたいけど。
私の種族が人神に変化しいつでも神になれる者になったんだ。」
ユミの成長にも驚くがユミの話にますます驚愕する。
「驚くのも分かるけど。
ギルドカードが使えないから新しく作ってくれない…
コール出来ないと不便なの。
お金も前のカードから使用できないから。」
イースは、すぐさま正気を戻しカードを受け取り作り替えてユミに渡す。
ユミは、カードを確認し記載に問題ないかを確認。
「出来てるね。」
テルガが質問する。
「修行は、どの様に行ったのだ。」
「無限に現れるlevel上限のないモンスターを狩り続けたよ。
最初は、MAXlevelだったけど途中で弱くなっちゃってね…
level上限のないモンスターに変わったの。
修行中に反逆した上級神相手でも手加減しないと粉々になりそうなほど力を付けてきたから安心して。」
「それは、またすごいの…」
皆が頷く。
「実感がないけど。
そうなんだろうね。
次は、メディア対策だよ。」
皆の顔が強張る。
「メディアは、3ヶ月後テイル都に攻めてくる。
炎で都を焼き地獄谷にある水晶と同じ物を空を覆うほど作り出してlevelMAXのモンスターを徘徊する場に変え人々を襲う。」
皆が想像し青ざめる。
「それで私は、考えたの…
こちらを攻める前に倒しに行くと。」
「こちらから仕掛けるか。」
「どんなに強くなろうとも惨劇な状態で人々を守りながら戦うことは、難しい。」
ユミは、一息入れて続ける。
「だから明日私は、メディアの元に乗り込む。」
カインが慌てる。
「一人で行く気か!!」
「そうだよ。
カイン…貴方は、確かに強い。
でもね危険なの…
メディアは、上級神並みに強いからね…」
「また俺は、役に立てないのか…」
カインは、俯く。
「何を言ってるのカイン。
私は、都の守りを任せるんだよ。」
ユミは、微笑みながらカインの頭を撫でる。
「私が居ない間モンスター徘徊するかも知らないでしょ。
私が戻るまで守りきってね。」
「分かった…
俺らは、都を守る!!」
カインは、やる気を取り戻し皆も同意する。
「まずは、市民の安全が第一。
今日から貴族は、市民の避難を受け入れて。
そして結界で都自体を囲むから上空に水晶が現れたら破壊できるのは、私だけその間ギルド員は、モンスターの討伐をして。」
皆が頷き準備に入る。
ユミは、上空に飛び上がり都全体に結界を張る。
そして今日が決戦の日になる。
メディアside
「あの女…
私をどれだけ邪魔すれば気がすむ!!」
メディアの体から暗い闇が溢れだし上空からも注がれる。
「緊急自体だ!!
急いで結界を強化しろ!!」
天使は、慌てて強化するが意味をなさなかった。
粉々に砕かれる結界。
閉じ込められて居たメディアは、上空に飛び上がり高笑いする。
「力が溢れる!!
これならあいつを倒せる!!」
メディアの力で吹き飛ばされた天使は、ほとんどが気絶。
辛うじて意識のあるものがゼウスに連絡する。
(ゼウス様…
緊急自体です。
いきなり力が溢れだしメディアは、結界を突き破りユミ様の元に向かいました…)
(あい分かった。
第三者の力が加えられたな。
すぐにユミに知らせる。)
連絡出来たことに安堵した一人の天使は、気絶した。
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ゼウスside
(ユミ…
悪い知らせだ。
第三者の力が加えられたメディアがユミの元に向かっておる。)
(知ってるよ…
黒いオーラを撒き散らしながらこちらに飛んで来てるのが確認できるからね…
私のやることは、変わらない…
メディアを抹殺する。)
ユミの怒りを感じたゼウス。
(お願い。
第三者の特定を急いで。
神や天使が対応できないのなら私も加勢に行くから。)
(分かった。
任せておれ。)
ユミとの連絡を切り天使と神を全て集めて指示を出す。
「メディアに力を加え加勢した者を割り出せ…
こちらも光星と変わらず。
戦闘だ…」
神と天使は、頭を下げて黒幕の捜索を始めた。
「儂をこけにしたことを後悔させてやるぞ…」
ゼウスは、苛虐な笑みを浮かべ黒幕の捜索報告を待っていた。
「待っておれ…「・・・」。」
ゼウスは、黒幕の正体を勘づいていた。
テイル都と天界の戦いが始まる。




