悪夢の予兆
何度も操作ミスで消してしまって投稿が遅くなりました。
自分の機械音痴を恨みたいです(^_^;)
誤字の訂正を行いました。
ご迷惑をお掛けしております。
魔国の大会から1ヶ月がたちユミは、毎日大量の仕事に追われながらも喜んでいた。
そう魔国の住人魔族の旅行者が増えテイル都で商売をする者も出始める。
魔属は、唯一魔力から無属性魔石を作ることが出来る種族。
無属性は、色の無い魔力で魔力の回復に使用できる。
ギルド員には、必要ないが高価なMPポーションでなくとも仕事中に回復することができわざと質を落とし使い捨てにしているため安く手に入る。
ここ最近は、MPポーションの材料が絶滅危機になり市民の魔力回復が出来ていなかった。
その為市民からは、喜ばれすぐさま打ち解けていた。
そんな姿に喜ぶユミは、幸せだなと心安らげいつものように眠りに落ちた。
しかしさの幸せが壊すかのごとくユミは、悪夢にうなされる。
テイル都は、炎の海とかし近くにいた人が助けてくれと泣き叫ぶ。
すぐさまユミは、助けようと走り出すが何かに阻まれできない。
助けを求めていた人が痛みに顔を歪ませ倒れ込んだ。
背中には、沢山の矢が刺さり足から徐々に燃え始め最後は、全身に移り炎で飲み込まれた。
ユミは、その様子をただ震えて見ることしか出来なかった。
そこに炎の中から全身真っ黒そう肌や瞳唇までもが黒な女性である。
眼孔だけが赤くユミに近付きニヤリと笑う。
「お前は、無力だ…
助けを求めていた人を助けることすら出来ない弱者。
そこで何も出来ない自分を恨みながらこれから起こる地獄を見ていればいい!!」
女は、狂ったように笑い空には、真っ黒な巨大な水晶が浮かぶ。
水晶からは、大群ともよべるlevelMAXのモンスターが大量に産み出され人々に襲い掛かっている。
爪で引き裂かれる者
頭から喰われる者
嬲ようにじわじわと追い詰められる者
見るに耐えない惨劇がユミの目の前で行われている。
そして助けようと頑張る仲間やカインやカーストがモンスターに殺されていく。
ユミは、そのようすを目撃してしまい狂ったように暴れる。
そんな姿に喜ぶ女は、ユミに言う。
「お前は、無力だ…」
その言葉に飛び起きたユミは、顔が青ざめ体が震え怯える。
(怖い夢…
夢…だよね…)
ユミは、あまりのリアルな夢に疑いを持つ。
(予知夢…
どうしてもただの夢とは、思えない。)
ユミは、俯き薄ら笑う。
(私は、無力だ…)
ユミは、自分は、強いと思い込み過信していた。
(力が欲しい…
皆を守る力が…)
カインの寝顔を見ながら守りたいと思った。
その時部屋が明るくなり目を瞑らないといけないほど輝きがましユミは、部屋から消えた。
(ここは…
私は、死んだの…)
ユミが居る空間は、真っ白な場所。
最初に創造神と会った場所だ。
「ユミは、死んでおらぬ。
儂が呼び寄せたからの…」
「創造神様…」
「久しいな…ユミ。
そしてすまなぬ。
ユミは、見てしまっただろう…
これから起こる現実を…」
(夢なら良かった…
夢であって欲しかった…)
ユミの願いは、打ち砕かれた。
「夢で見た女性は、天使ですね…」
「あぁ…天使メディア。
闇に落ちた狂わしき人形。
自分のミスでユミを死なせた癖に罰に耐えられずユミを恨んでしまったのだ。
天使は、少しの闇で獣となってしまう。
清らかでなくては、ならないからなの…
すまぬユミ。儂達が早く気づいていれば…」
神は、顔を歪めている。
神は、悲しいのだ楽しく過ごしていたユミの人生がまた辛くなるのが。
「創造神様…
私が死ねばその人は、止まりますか…」
ユミは、強く見つめる。
死ぬ覚悟をしているかのごとくに。
「無理だ…
ユミが見た夢では、全てが真っ黒であっただろう。
完全に闇に落ち狂わしき人形に代わっている。
理不尽な恨みとは、いえユミを殺したところで止まらぬ。」
ユミは、必死に神に訴える。
「お願い神様!!
助けて!!
私の命ならいくらでもあげる!!
消滅してもいい!!
皆を助けて!!
お願い…」
ユミは、神にすがり付き助けを求めた。
最後は、涙を流している。
「私は、無力だから。
それでしか皆を助けてあげられないの…」
「ユミよ…自分を犠牲にしては、いかぬ。
自分を犠牲にしては、皆が悲しむ。
方法は、一つだけある。
あやつより強くなるため修行するのだ。」
「強くなれるの。」
ユミは、信じられない様子だ。
「あぁ…儂から出来る手助けは、これぐらいしかできない…
力があるからこそ何も出来ないのだ…
儂の力で星が壊れてしまう。
最初想像を絶する痛みを苫なうが体の作り替えを行う。
力に耐えるためにな。
それでもやれるか…」
「やります!!
私は、皆を助けたい。
仲間を家族を!!」
ユミは、即答する。
「分かった。
我が名は、ゼウス。
始まりの神。
我が力でユミの願いを叶えよう…」
ゼウスの掛け声にあわせユミの下に魔方陣が現れ光輝きユミの体は、十字架に拘束される。
「ユミよ…
耐えてくれ…」
そして魔力を流した。
魔力に反応した十字架は、ますます光輝きユミの体を包み込む。
そしてユミの絶叫が響き渡る。
今ユミは、体の中で細胞が増やされてい
て一つ一つの細胞が暴れ内部から外に出ようともがくように体中を動き回る。
絶え間なく続く痛みに呼吸を繰り返しながらユミは、叫び続けた。
ゼウスは、ユミの絶叫を聞きながら一人の神を呼ぶ。
「ゼウス様。」
ゼウスの表情は、無表情。
しかし瞳は、悲しみに満ちていた。
「メディアを捜索をしろ。
そしてユミを死なせる訳には、いかない。
全力で守れ。
ユミの親しき者達に使いを出しユミの事を伝えろ。」
一人の神は、頭を下げ飛んでいった。
ゼウスは、ユミの方へ向き言う。
「ユミよ…
こんなことしか出来ない儂を許してくれ。
我らの代わりに運命を背負う哀れな魂よ。
儂は、そなたの幸福を心から願っている。」
その後もゼウスは、ユミの様子を見届けた。
ユミが気絶するまで。




