テイル都とギルド登録
ユミの文でなく地文にカッコをつけてしまい見辛くなっていました。
訂正をさせていただきました。
ご迷惑をお掛けします。
それとカッコの使い方を説明します。
【】魔法の復唱
()心の言葉
()コール
と分けさせてもらいます。
ユミは、森から抜け出し知識通りに道を進んでいると大きな門が見えてきた。
(大きな門だな~
確かテイル都だったかな?
中に入れて貰ってギルド登録しよう。)
門の前に到着すると鎧を着込み槍を持った兵士の一人が話しかけてきた。
「身分証を提示してください。」
(どうしよう身分証無いよ!!)
ユミの考えてることが解ったのか門番の兵士さんが優しく話しかけてくれた。
「身分証がなくても入れるから安心して。
ギルド登録を見届けるまで見張りをしなきゃならないけど規則だからごめんね。」
(身分証がないとギルド登録が強制なんだ…
まぁ…登録目的だから良いけどさ。)
門番さんが一人の兵士を呼び寄せる。
「こいつは、コンと言って君の
ギルド登録まで見届ける者だよ。」
「コンだよ♪よろしくね!!」
「ユミです。よろしくお願いします。」
「じゃぁ案内するから着いてきてね♪」
「はい。」
ユミは、コンの後を付いていく。
「10㍍先に見えるのがギルドだよ!」
「近いですね。」
「東西南北門の近くにギルドがあるんだ!
万が一モンスターが攻めて来てもすぐギルド員に助けを呼べるようにね♪」
「確かにそれならモンスターが来ても安心感がアップしますね。」
「うんそうだね♪
絶対安心何てないからね~
ギルドに着いたよ♪」
話をしているうちにギルドに到着した。
(うん♪まさしくギルドですて感じ。)
「ユミちゃん入ろう!」
「はい!」
(カウンターが2つあって奥には、厨房とお酒を飲んでるギルド員に中もまさしくギルドだね♪
嫌味を行って来る奴が居るかなと思ったけど大半の人が微笑ましそうに見てる!!
恥ずかしい…)
ユミをギルドに居る人々は、微笑んで見ていた。
中には小さいけど大丈夫かと心配してる人も居るだろう。
ユミの年齢が10歳ぐらいと勘違いしてるからだ。
実際、案内役のコンも勘違いしている。
「ユミちゃんギルド登録は、奥のカウンターだよ!」
ユミは、この世界に来て始めて難所にぶち当たった…
(カウンターに頭しか出ない…
泣きそう…神様に伸長大きくしてもらえば良かった…
後悔してもしょうがないよね…)
ユミの転生した世界は、女性の平均身長が170㌢と大きく、地球出身でその上平均より下回っているユミには、到底届くはずがない。
ユミを見かねたコンが椅子を運んでくれた。
「(やさしいコンさん。
でも恥ずかしい…お礼言わなきゃ。)
ありがとうございます♪」
「どういたしまして!」
ユミは、靴を脱ぎ椅子に登る…
回りのギルド員は、まだ微笑んで見ている。
(高さが丁度良い♪)
「ギルド登録したいのですが?
(優しそうなお姉さん。)」
「はい!!
こちらの水晶に手を置きながら名前と種族年齢を教えて下さい。」
「名前は、ユミ!
種族human!
年齢17歳です!」
するとギルドにいる全員が驚いてる。
(身長小さいから子供と思われてたのかしょうがないか。)
「まっ間違いないようですね!!
ギルドガードを作成します。
その間にギルドの説明を始めますね。」
回りは驚いたまま固まって居るが、流石はギルド嬢すぐさま持ち直した。
「お願いします♪」
「ギルドについて説明しますね。
冒険者ギルドは、簡単に言うとモンスターを狩るのが仕事です。
モンスターのlevelに応じて報酬を支払います。」
「モンスターは、消えてしまいますが討伐証拠確認は、どうするんですか?」
「討伐証拠は、ギルドカードに登録されるので所持した状態で討伐するようにしてください。
報酬を受け取る度にリセットされます。」
「(すごく便利。)
わかりました♪」
「次にカードの説明をしますね。
ギルドカードには、様々な機能があります。
ギルド内にある宿泊施設にユミさん専用の部屋が出来ます。
ギルド員に登録完了すれば利用可能です。
カードが部屋の鍵と思ってください。
あとは、ギルドカードには、フレンド登録とパーティー登録がありお財布の代わりにもなります。
フレンド登録すると、離れていても会話が出来、パーティー登録を行うと一緒に狩りに行って経験値を共有することができます。
お財布の代わりにもなるのでなくさないように気を付けて下さい。
もし紛失してしまった場合は、ギルドで再発行してください。
その場合は、gold1000枚必要になりカードの残高から引かれますので気を付けて下さいね。」
「わかりました。
今所持してるお金をカードに入れることは出来ますか?」
「可能ですよ。
今、ユミさんのカードが出来ました。
カードにお金を入金するのでお金を預けて下さい。」
ユミは、お金をアイテムバックからだしギルド嬢に預ける。
「gold1000枚ですね。
それでは、カードをお渡しします。」
ユミは、カードを貰う。
(カードには、名前と種族と年齢とgold残高が、書いてある。
後ろにフレンドとパーティーとモンスター討伐の項目があるんだ。
項目を指で選択すると見れるんだね♪
すごい♪)
「表示に問題ありませんか?」
ユミは、頷く。
「最後に注意事項です。
ギルド員同士での喧嘩はご法度です。
自分から喧嘩を吹っ掛けた場合ギルド員から抹消され、他のギルドに登録することも出来ません。
一般人相手でも同じです注意してください。
あと死んでもギルドの責任ではありません。
自分のlevelにあったモンスターを狩るようにしてください。」
「(成る程…売られた場合は、どうするのかな?)
喧嘩を売られた場合どうしたら良いですか?」
「その場合は、捕獲出来るなら捕獲して。
もし敵わないと思ったら逃げて下さい。
ギルドに報告して頂ければこちらで調査します。」
「私は、まだ弱いので逃げる事にします。
(下手すれば殺される全力で逃げよう!!)」
ユミの怖がる姿に硬直から復帰したギルド員は、決意した守ろうと。
ユミの容姿からアイドルとなっているようだ。
「隣のカウンターで、ドロップアイテムを買い取りなどもしてくれますので利用してくださいね。」
「はい、ありがとうございました。」
ユミは、椅子から降り、靴を履き椅子を元の位置に運ぼうとした…
けど…
(重い…動かない…)
見かねたコンがまた助けてくれた。
「ユミちゃんには、重かったね…
僕が運んどくよ♪」
「ありがとうございます。」
「ユミちゃん僕は、戻るけど頑張ってね♪
西門にほぼ毎日居るから見掛けたら声掛けてね♪」
「はい♪」
コンを見送りユミは、お腹を満たすことにした。
(ここのギルドのカウンターは、高いなぁ…
また椅子を台にしないと届かない…)
ユミが黄昏ていると名前が呼ばれた。
「ユミちゃんだっけ?
こっちおいで~」
そこには、スタイルの良いお姉さんと大柄なお兄さんがっしりとしてるけど小柄なお兄さんが居た。
ユミは、呼ばれた人の方に向かう。
「ユミちゃんだよね♪」
「はい♪初めまして。ユミと言います。」
「初めまして♪私は、エミ♪」
「俺はカイン。」
「僕は、ダイだよ♪」
(お姉さんがエミさんで、大柄なお兄さんがカインさん、がっしりとした小柄なお兄さんがダイさんだね。)
「エミさん、カインさん、ダイさんよろしくお願いします。」
「「「よろしく(ね)♪」」」
「ユミちゃん小柄だから大変だね。
僕もドワーフ族で小柄な方だけどユミちゃん僕より小さいもんね。」
「親も小柄で遺伝ですね…
ここのカウンターは、すべて届かないのでどうしょうか悩んでます…」
「そうね…遺伝なら文句の言いよう無いものね…」
「もう成長も止まってますから諦めてます。」
「どうしようもならないことを話してもしゃうがないわ♪
注文に関しては、周りの人が助けてくれるから大丈夫よ♪
ユミちゃんお腹空いてるでしょ?
一緒に食べましょ♪」
「カイン、適当にごはん持ってきて♪」
カインは、頷いてカウンターに向かう。
「ユミちゃん、僕達とフレンド登録しよう♪」
「いいんですか?」
「勿論よ♪」
カインがサンドイッチが一杯乗ったお皿を持って戻ってきた。
「ユミ…たくさん食べろ。」
「カインさん、ありがとうございます。」
「ユミちゃん、食べながらフレンド登録しちゃおうね~」
「どうやって登録するんですか?」
「簡単よ♪
カード同士を合わせるだけよ♪」
カインがカードを出してくれたので実験した。
「裏を確認して見ろ。」
(フレンド欄にカインさんの名前がある。)
「俺の方にもユミの名前があるから登録完了だ。」
「次は、僕ね。
はい完了♪」
「次私ね♪
出来たと…
ついでにユミちゃんとフレンド登録したい人は、集まって♪」
(ギルドに居た人とフレンド登録して最終的には、登録数が20人に増えた♪)
「皆さんありがとうございます。
まだまだ未熟ですがよろしくお願いします♪」
あちこちからよろしくと言う声が聞こえる。
(良い人ばかりで良かった♪)
「ユミちゃんは、これから狩りに行くの?」
「はい♪
私のlevelでも問題ない場所を教えて貰ったので、そこに行ってきます。」
「何かあったら連絡してね♪」
「はーい♪」
(levelアップとお金稼ぎ頑張んないと新しく武器や防具作りたいから素材集めないとね♪)
ユミは、ギルドを後にし目的地に向かって行った。