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聖痕使い  作者: 中間
第一章:人間の国
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5話 ソフィアの告白

-ソフィアサイド-


村の人たちは大変喜んでいました。わたしもホッとしてしまいました。

盗賊のアジトからお金や食料も手に入って、今年はなんとか大丈夫そうです。

お昼を食べ終わるとジンさん、やっぱりジン様と呼びましょう、ジン様が


「じゃあ王都までよろしく」


「え、もう行くのですか?」


「ああ、あまり時間もないからな」


今言わないともう言えないかもしれない。だから私は、この場で自分の考えをジン様に伝えることにする。


「あの私も連れて行ってください」


「うん、だから王都までよろしくって」


「そうではなくて、その先もずっとお傍にいさせてください。」


「それってつまり」


顔が体が熱くなってきました。


「はい、その・・・お慕いしています。」


「・・・」

「・・・」


「その、ありがとう。・・・でも俺、実はハーレムを作ろうとか考えてますよ。」


「えと、ジン様ならそれくらいは、いいと思います。きっと」


「(なんか様付けに戻っているな)かなり危険ですよ。」


「私も精霊術が使えます。自分の身ぐらいは守れると思います。もし足りないならもっと力をつけます。」


「オルムさん、いいんですか?」


「ソフィアをよろしくお願いします。」


満面の笑みのオルムさん。


「(さっきはあんなに怒っていたくせに)・・・俺は夜は意地悪ですよ」


「大丈夫です。すべて受けとめます」


「・・・わかりました。これからもよろしくソフィアさん。」


「あのソフィアとおよび下さい」


「わかった。ソフィア」


「はい。ジン様」


「じゃあ挨拶とかあるだろうし出発は明日の朝で」


「よろしいのですか?」


「ああ、新しい仲間のためだ」


「ありがとうございます。」


ジン様はやっぱり優しい方です。


-ジンサイド-



その夜俺はソフィアと同じ部屋にいた。

俺は、ベットの上でソフィアの髪を後ろから撫でていた。


「ありがとうソフィア、一緒に来ると言ってくれて。俺はこの世界では、一人ぼっちだった。だからとても嬉しい」


そう言って俺は、ソフィアを抱きしめた。ちょっと声が震えていたかも。


「ずっとお側にいますから、もう一人にはなれませんよ。」


「そうだな」


ソフィアが手を握ってくれた。



俺はしばらくの間、髪をもう一度今度は全体的に、撫でた後、ソフィアを抱えてベットに倒れこんだ


「ひゃ」


「ソフィア実は、この前まで精霊界にいたから実は一年ほど禁欲生活だったんだ加減できないかも」


「はい。思う存分に。あの、でも初めてなので最初はやさしく」


「わかった」



こうして俺は、この夜ソフィアが気絶するまで彼女と愛し合った。



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