忍法帖…8巻
コン!コン! 部屋をノック……「はーーい!」
と返事がきた。「失礼しまーーす!」と私は部屋の中へ入る……! 「あっ!……なあに?」この部屋は…ヒデオの部屋だった。
ヒデオ……元いた世界では、男の名前だけど!この世界では、性別がない!みんな一緒で…顔も全員がカワイイか美人! ヒデオはカワイイ タイプの人物! そして……! 「はぁ〜い!」とヒデオは明るく、陽気に部屋へ迎え入れてくれた。きっと、この部屋だけではない! この学園全部のムードメーカーなんだろうな……
「どうしたの?」 「………はい!コレ、引っ越しの挨拶に……!」と 菓子折りを渡す。 ヨロシクのお菓子だ。 「…うわぁー!ありがとう」と ヒデオは私の贈り物に とっても、喜んでくれた。
「ヒデオさん!」「ヒデちゃんって呼んでよ!ゴンちゃん!」 「!……わかった。ありがとう、ヒデちゃん……」 ウフフと二人は笑い合う!
そこからヒデちゃんと雑談……転生をして、ココへやって来た事にすごく興味をもってくれた。
「転生前は何を?……あっ、ごめんなさい!立ち入ったこと聞いて……!」
「あっ、いいんですよ!園長先生に話そうとしたら…興味がないから……話すなって!」
「そんな事、言ったの?…カナエちゃんめーー!」
「カナエちゃん?」 「うん!ウラでは、あのコワイ園長の事をカナエちゃんとか、カナちゃん!って呼んでるの!」 「もし、バレたら?」
「ゲンコツされる!」 ワーハッハと二人で大笑い! 「あっ!そういえば…ヒデちゃんは、どんな忍法を使うの?」
「……ボクはねぇ〜!」 パッ!! と、ヒデオが消えた? 「フフフ…どう?」 「これは…どうなっているの?」 「コレは……」 スッ!とまた、ヒデオが見えるようになった。 「おっ!」
「この術は…人が見るものを操作できる!のだー」
「?」
「要するに……人の視線を操作すれば、そこには居ないようにみえるの!」
「ほー、それで?その術の名前は?」
「……視線操作の術!」
「スゴイね……!」
「まぁ、ちょっと地味だけど……使い勝手はいいよ!悪用厳禁…」
「……いいね!ボクも忍法を習うのが楽しみだ!」
「……どんな、術を習うかは…くじ引きで決まるの!」 「そっか!」
「……」 「じゃあ…他の人に挨拶してくるから!」
「うん、じゃあ…また!お昼ゴハンの時、一緒に食堂行こう!」 「! うん、ありがとう」
ヒデオの部屋を出る…もう、友だち! だよね
そう考えて…ヒデオの隣の部屋をノックする!




