忍法帖…39巻
「さぁて!」と国境検問所の少しだけ、離れた場所…! エヴァンス先生が気合いをいれてる……!
ボクもスミルノも緊張している……!
「さて、よく聞きな!二人とも…渡した偽パスは一度しか使えない…向こうに入国したら、スグに捨てて!捨てれば、偽パスは自動的に消滅する…捨てたら…巻物で……ニン!と変身する、この変身は…一ヶ月間解けない……!タイムリミットは一ヶ月!変身が解けた姿ではコッチに帰ってくる事はできないからな!」
「帰れない!」 恐怖でドキッ!とするボクとスミルノ… 「そうだ…!使った偽パスの顔は記録されているから…この顔で向こうを歩けば逮捕される……」
「………」「………」恐怖で青ざめているボクら…
「まぁ…そう…固くなるな…大丈夫…"任務はハチミツを品薄にする!"だ…上手くいかなくても…いいんだ!余裕を持って帰る…あくまでも!"予定"だけどね…」 「はい!」 「はい!」ボクとスミルノは覚悟を決めて先生に敬礼…「さぁ~て、危ない海外旅行の始まりかな……」 「……」「………」ボクらは、先生のジョーク?を黙殺したら…「行こ!」と先生も静かになった。 「あっぁ…先生?」とスミルノが止めたら……「なんだぁー!」と恥ずかしそうな!怒った、カワイイ顔で…応える!
スミルノは、コホン!と一息をついて…「先生?あなたは…向こうには、何度目の…旅行ですか?」
「もう、何百と……"!"あっ…そうか、一度しか使えない偽パスを、この顔を向こうに知られているワケだから……次回の旅行の時は…どうするのか?と聞きたいのね?」 「……はい!」
「…その…答えは…大丈夫!その辺は、気にしなくて……!うるさく言うと……ゲンコツよ!」
「はい!分かりました」 「……いい子! ゴン太も?」 「モチロン!」 「よし♡じゃあ行こう…!」
我々三人は……歩いて国境検問所…小さくてカワイイ入国管理官に偽パスを見せる! 偽パスの写真と我々の顔を交互に確認……! 「よし!」 と我々三人ともに入国OKをだす……"よし!"だって…カワイイなぁ…と思いながら…向こうに入国!そして我々三人は、人目のつかない場所を探して…そこで巻物をくわえて"ニン!"と変身した… その姿は…小さくてカワイイ…白いねずみの様な! こちら側の国のカワイイさを持った姿になった!
「よし!完璧…」 先生は水色のねずみに 「おっー」とスミルノは黄色のねずみに…!
ボクは…先生に話かけようとした、スミルノも…
すると! 「あーうー」 「おーむー」……喋る事ができない! ボクらはお互いを見合わせた…!そして……先生にどうして?と訴える!
「お前ら…喋れない?」 コク!コク!と頷くボクたち…… 「そうか…大丈夫!仕様だ…お前らの仕事は喋る必要は無いから喋ることができないように細工した。」 「……う?」 「お前らはおしゃべり! 余計な事を喋って任務が台無しになるかも!だからな…」
「うー!」「うー!」ボクたちは変身した、小さい身体の短い腕をバタバタさせて!抗議して、感情を表現した。
先生は…うふふと笑った…「あーカワイイ!
怒らないの! さぁ、任務開始!」




