忍法帖36…巻
「先生……あれ…は?」
「あの…北東の奴は!学園の使いだよ……!」
「えっ!」と二人で驚く! 「あれ!に私たちの偽造パスポート!略して偽パスを用意させたの!」
と言って…ボクの顔を入ったカードを渡してくれた。 「さっきのやりとりは?」 「あぁ…合言葉だよ……あのモフモフは!亡命してコッチ側(西南)にきたんどけど…!色々と上手くいかないみたいで…学園が…上手に利用しているの!」
「……大丈夫なんですか…コレ?」と偽パスの安全性が気になるボク! 「大丈夫だよ…さっきのアイツが造っているワケじゃあない!アイツは…伝言を伝えたり…お届け物を届けたり! 信用のできる便利屋」
「旦那!旦那!…」と話していると馬が話しかけてきた… 「旦那〜!?」とエヴァンス先生がカチンときたみたい… 「こんな…私たちを見て…旦那?」 「……すんまへん!」と首を垂れて謝る馬!
……こんな私たち!今更ながらに…自分たちの容姿を確認…… ボクは!緑色の髪に…まぁ!カワイイ顔! スミルノは…ピンク色の髪に!うーんカワイイ顔! エヴァンス先生は青色髪でカワイイ顔!
この世界に性別はない!だから…旦那でも別に…
「で!馬、なんの用なの?」
「……へい!素敵なお客様方…ワテに乗っていきまへんか?」 「結構よ!」とカワイイ顔のスゴイ剣幕で答えエヴァンス先生! 「へぇ、失礼しました。」
と言われて退散する馬……!
このやりとりみて…喋る馬…!元いた世界だと…!タクシーの様なモノか!と思う…
「あんた達!さぁ…行くよ…」旦那と言われて怒りが治まらない様子……走りだす…
「あー先生?国境まで…あと、どれくらい?」
走り出してスグにスミルノが質問……
「……あー!このペースだと、あと…二、三時間くらいかな…!」 あと…ちょっと……なのか?
国境まで…!! 移動……が楽しい…!景色が、自分好みの美しさ!面白さ! 飽きない!
「………!」ボク!走りながら……思うことあり…
「……先生?」 「なに?」怒りは治まっているみたい! 思うことを質問! 「こっちの…異世界にも…自殺を考えている様な人いるの?」
「……自殺…!うーん…いるね!どんな世界も…面白いに越したことはない! イヤになったら…リセットする……そうしたら…また…どこかの世界に転生する……らしい!」 ………らしい?違うかも?ってことか………「私に…」 ! 先生は言葉を続ける… 「…私に言わせれば…自殺するくらいなら…堕落して…好きに生きろ!そうすれば…誰かが殺してくれる!ね……」
「………」エヴァンス先生の座右の銘にボクらは無言……先生も黙ってしまった……国境まで我々三人は無言だった。




