忍法帖…34巻
「あの、馬と何を話していたの?」とスミルノが聞いてきた… 「!」これは、この質問は…どうとらえたらいいのかな? 冗談で、話さないハズの馬と話している…ように見えたから! こんな質問をしたのかな? よし!
「……スミちゃん!」ボクは立ち止まりスミルノの両肩を両手で掴んで、まっすぐスミルノを見つめる! 「なに!」 「ふぅ~!」息を整えて
「ボクが元いた世界では…馬は喋らない……の!」
「……うん、でも、この世界の馬は喋るよね!」
………………! 「よかったーーー!!」とボクはひざから崩れ落ちて大絶叫した……!
「………!」そんなボクにスミルノは怯えているみたいだ…… 「あぁ…スミちゃん!」「うん?」
「あの馬が喋った時、ボクは…頭がおかしくなったのか?と思ったんだよ…そのせいで、元いた世界でスゴク苦労してね!」 「そ…そうか!、うん…大丈夫だよ…」とスミルノはボクをハグしてくれた。
「この世界の馬は、馬だけ!人の言葉を喋るの!」
ウマだけ…… 「なんで、馬だけ?」
「知らないよ!オレがこの世界を創った訳じゃあ…ない!」 「おーい!」 「!」 エヴァンス先生だ! 「何してる?食事だ!」
異世界道の駅での…食事! 何があるのかな?
「………」 この辺りの名物は…アジフライみたいだ! アジフライ定食を注文…! スミルノはラーメン定食!先生は…カツカレー! 料理が来るまで…ボクは…先生に聞く! 「先生!驚いたよ…」 「何が?」 「だって…馬が喋ったから…」 「ゴン太は……この世界に来て、どのくらいなる?」 「……一年と、ちょっと過ぎかな…」 「…この世界は、いい加減だ!転生者にはまだまだ!驚くことがまってるよ!」
三人でアハハー!と笑っていたら…料理が運ばれてきた…! さて!さて! 三人揃って「いただきまーす」と手を合わせる! うん!流石名物…とっても美味しい! 「ちょっとちょーだい!」 とスミルノがアジフライを一つ盗った! この野郎、と思ったケド…我慢、 先生の奢りだ…文句は言わない! スミルノも「ほら!」とチャーシューを渡してきた。 それを食べて…「美味しい!」とひと言
「だろ…アジフライも中々…!先生?」「何だ!」
「コレ!奢りですよね!」 「違うよ!」
「えーー!」とボクとスミルノは同時に言う…!




