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忍法帖…29巻

 とりあえず…食堂へたどり着いた! ボクはスミルノの隣に座って!話を始めた。


 スミルノは、黙ってボクの話を聞く……!ボクがいた世界の話を聞く! ……… のボクの話をしてやった……ら! スミルノ! 奴の感想は……?


「ふーん、まぁ…よく、ある事だな!」 と野郎は…食後の渋ーいお茶を飲みながら、言った!


 元いた世界のボク! まぁ…どこにでもいるような奴だった…! ここでは、唯一無二の自分になれる…… ここで!ボクは、ポン!と手を叩いた…すると…ラスク味が出てきた。 それを、スミルノに渡してやる! 「!!!」と奴は驚いた顔……!

「お菓子を出すのが…ゴンの忍法か?」

「……あぁ!そうだよ!なにか、問題でも?」

「いや…この世界には、忍法は数あれど!ゴンほど、変わった忍法は他にないよ……」

「そうなんだ…」 誰も…忍法を披露をした人たちは…そんな事言わなかったけど…!


「スミちゃんの忍法は……どんなのよ?」

「……オイラのは!」スミルノは熱々のポットから出したばかりのお茶を…一瞬にして、ぬるいお茶にした……! 「修行を積めば…池の水も凍らせる事ができるらしい…」 ボクは…そのぬるくなったお茶を飲みながら…「ふーん」と言った。


「まぁ…修行!頑張ろう……」とボクが言った!

「うん…そうだね!」とスミルノが応した。

「はぁ…!」「うん?」「ゴンちゃんよ…」

「なんだい?」 「俺らは今…国のお偉い様の、使いパシリになる訓練をしている」 「そうだね……」

「オイラはまつりごとが嫌いだ、難しくて!眠たくなる……」  「祭り事がむずかしい?」

「………政と書いて、まつりごと!読むの……政!政治の事!」  もちろん、そんな事は知っていたが……ボケたんだよ!  「午後からの、立派なパシリになる訓練があるから…!残りの昼休みを堪能しよう」とスミルノは立ち上がって…行こう!と、ボクを連れて食堂を出た。



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