忍法帖…18巻
「失礼します!」 ボクは…精一杯叫んだ……!
緊張から、目を閉じて叫んだのだが! 「………」
うるさーい!とか…黙れとか! 返ってこない!
あれ? 誰もいないのか?? ! 目を少しづつ開けると…… 教壇にいる…おそらく担任と!ボクと同じ立場であろう…数十名の生徒が白けた目でボクの事を見ている…… 「……早く、入って!」
「……はい!」と、ボクは教室に入って担任の横に立つ! 「……新しく!この教室で…みんなと学ぶ………?」と担任はボクに話を振る…………
「……ゴン太と申します!」と「どうかよろしく!」とボクは笑顔でペコリとする
パチパチとまばらな拍手が聞こえる…寂しい!
今度こそ嫌われたかも………? 頭を上げて…クラスメイトたちの顔を見る……!ヤッパリ全員!カワイイ顔をしている……のだが!ボクを見る顔は……引いている…のか? 担任も!カワイイ顔だ…!ボクをみる目は…とっても冷めている! あっ!もしかして……ボク! イジメられるかも……!?
でも!この世界のみんなは…ボクの事が好きなハズだ! だけど……メリハリ!のある人間関係!!
が必要……だ! それに
面白い物語を生きるには…敵も困難も必要だ!だから……程よく!ボクの事を……ね! よろしくみんな! 様々 考えていると…… 「あんたの席あそこ!だよ…」と担任が指さす先には空席がある!
「……その前に先生! 先生のお名前を…教えて下さい!」 「………」じとーとした目でボクをみる担任…うん!かわいらしい顔だ……
「……私の名前は!エヴァンス…だけど!先生とだけ呼びなさい!」 「……はい」 キッと冷たい目で……コレは…警告された! これは破ったら!例えば…ちゃん付けで呼べば! 酷いことになりそう!ゲンコツ何連発食らうことか? 手の仕草で早く席に座れとボクに言う。 ボクは教壇から…示された席へ歩き出す。 ……… さて、お楽しみ!
誰かが…ボクに足を引っ掛ける奴が????うーん残念いなかった。 席に座る……!! 何もない!
席に座って……隣のクラスメイトに「よろしくね」と話かける!! 「……あっ!うん」と隣のクラスメイトは小さい声で応える……… 「ボク!ゴン太だよ」 コイツは知っているはずだ!さっき教壇で名乗ったから……でも改めて自己紹介したのは! あなたのお名前何ていうの?という意味で… 「………」何か言ったのか?「いっ?なんだって?」「………」聞こえない!「聞こえないであります!」と敬礼をしてみた! 「ゴメン!もう…友だちに……」と言っていたら………ゴチーン! と
いつの間にかボクの背後に来ていた先生にゲンコツをされた。




