忍法帖…1巻
やって来ました、ここが…異世界か!うーん自分が大好きな!和風な時代劇的な…世界じゃあないか! ここでなら上手くやれる? イヤ~前の元いた世界でも そこそこ…ガンバってたけど! もっとやれる! という意味……!! テヘッ!
ボクの名前は…ゴン太!元いた世界では…中年の男の子だったけれども……この!異世界ではカワイイ顔した子どもに戻っている! うふふ…人生を好きな世界でやり直せる… 最高だな!異世界!!
ボクが好きなのは…忍者!転生する時に…忍者が好き!と言ったら…… 今、目の前にある学校を紹介してくれたのは…多分天使だ!
さて! と、気合いを入れて…入学願書をだしに…「たのもー!!」 学校の門を通って大声で叫んだ。 すると……! 「うるさーーーい」と
学校の敷地内の小屋から…小さなちんちくりんの幼い子どもような容姿の人物が出てきた。 ボクは心の中で笑う…… "うるさい"だって!カワイイ!
そうしていると…「なにが、おかしーーい!」とまた、さらに怒鳴られた。
「……アハハ!失礼しました……!コチラの学校の入学願書!持ってきました。」
「ふん!」と言って、カワイイ人はボクから願書をひったくって……ズカズカと出てきた小屋へ戻っていった。 数分待ってカワイイ人は出てきた。
「こっち来て!」 「はーーい!」
「あのね!私…用務員だけど、バカにしちゃダメだよ!」 「そんな!してないですよ……コレからもしませんし!」 ボクの前を歩いていた…用務員ちゃん!クルリと振り向いて!「あんたー、名前は?」 「ゴン太と申します…」 願書に書いてあるハズだけど……? 何故聞いた?
「うー!その名前…しっかり覚えた!」カワイイ顔で威嚇しながらボクに言う… 微笑ましく感じる
「ハイ!ヨロシクお願いします」笑顔で返す。
用務員ちゃんは「……この!」と言ってから「ふん!」と言ってまたクルリと前を向いてボクの案内を始めた。
「あのー…あなた!用務員ちゃんも忍者なのですか?」
「…………」 「スゴイ!ヤッパリ忍者なんだ!」
「………」「忍法は?どんな忍法使えるんですか?」 「………」「スゴーイ!」
「………」「コレから…この学校で沢山…教えてくれるんですよね!」「……………………」
「あっーーー楽しみだ!!」ゴン!とイキナリ用務員ちゃんは高くジャンプしてボクにゲンコツした…黙れという意味のゲンコツだと解った…… うぅ…痛い!涙を流しながらゴツンされた所を撫でながらようやくボクは静かになり……用務員ちゃんのあとをついて行く!
「ふん!」ようやく静かになったか!と鼻を鳴らして 用務員ちゃんもボクも…歩く




