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七つの世界を冒険します!  作者: 同じ釜の召使い
1章『交わる世界』
2/7

第1話『俺だけじゃない異世界転移』

 どこだ、ここ?

 これが噂の異世界転生というやつなのか?

 いや、死んではないはずだから異世界転移?

 混乱した頭で色々と考え、導き出された結論は……。


 タイミング悪すぎやろがい……。

 なんで、告られてる時に呼ぶかなぁ。

 これは俺を召喚したであろう国王とかに文句を言わねばならない。

「ねぇ」

「うわっ!」

 いきなり声がして、びっくりさせられた。

「急に話しかけるなよ、びっくりしただろ」

「さっき話してたけど……」

 どこか気怠げな印象の彼女は未だに俺を見つめていた。

「君、どこから来たの?」

 なるほど、ここはテンプレ通りに答えておくべきだな。

「極東の島国から来た秋桜あきざくら裕樹ゆうきだ。あんたは?」

 初対面で敬語を使えない人に敬語を使うつもりはない。

 さっきのは、びっくりしただけだからノーカンだ。

「私は……。知らない人に名前教えちゃいけないっておばあちゃんが」

 なんコイツ。

 絶対俺より年上だろ。

 ムカつくが、大人な俺は決して態度には出さない。

 なぜなら、目の前の女はゲームとかでいう第一村人的な可能性が高いからだ。

 スーっと息を吸い、ハーっと出す。

 よし、もう大丈夫。

「なあ、ここはなんて街なんだ?」

 まずはこの世界の基礎知識を集めなければ、お話にならない。

「知らない」

 その後は、とりあえず酒場の場所でも聞き出して……。

「今なんて?」

「私も知らない。いつの間にかここにいた」

 え?

「えっとじゃあ何、あんたも異世界人ってことなのか?」

「多分。でも私だけじゃない」

 ……え?

「ついさっきまで、私の他に100人くらいキョロキョロして、ここがどこか尋ねてる人がいたよ」

 こりゃどういうことだ。

 一体なんの意図が?

 しばらく考え込んだ結果……。


 俺の足りない頭は思考を放棄した。

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― 新着の感想 ―
楽しく読ませていただきました(^^) 可愛い幼なじみから告白されたのに、 異世界転移な急展開にとっても惹き付けられました。 主人公のツッコミが切れがあって清々しいです。 一体どうして転移してしまっ…
プロローグと1話読ませて頂きました。告白中に異世界転移wタイミング悪すぎやろがいwこれはもう続きが気になるしかないですね。続きも楽しみにしてます。頑張ってください。
2025/09/24 18:41 退会済み
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