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隠れダンジョンで育てられた規格外少女は冒険ライフを謳歌する  作者: 雪月花VS花鳥風月
【人族の大陸編】
8/57

地獄の訓練と恐怖の教育の始まりなのよ

今回はムサシとマルローゼに再会して、地獄の訓練と恐怖の教育が始まる話です。

「姫、お久し振りです」

「姫様、お会いしたかったです」

ムサシとマルローゼに再会しました。

どうやら私を追ってきたようです。

「どうして追ってきたなのよ」

「姫が奴隷商人達に捕縛されたからです」

「とても心配したのです」

「ごめんなさいなのよ。でも奴隷商人達なんかに負けたりしないなのよ」

私が奴隷商人達に捕縛されて、心配を掛けたみたいなので、二人に謝罪した。

「兎に角姫の護衛として付いて行きます。それと姫の免許皆伝は取り消します。更に訓練で鍛え直します」

「今度は絶対にお供して、教育を再開します」

(せっかく爺の地獄の訓練とマルローゼの恐怖の教育から解放されたのに、冗談じゃないなのよ。これじゃ元の木阿弥なのよ)

「・・・・分かったなのよ」

しかし拒否は出来そうもないので、仕方なく訓練と教育を受け入れた。

「それから従者が居るらしいので、その者達の訓練も行います」

「私もその者達に従者としての教育をします」

「従者ではなく、仲間なのよ」

「どちらでも構いません。姫様の同行者として相応しくしてみせます」

「我もマルローゼに同感です」


「お主達が姫の従者だな。我はムサシ。姫の武術の師匠兼護衛だ。そして今からお主達の武術の師匠だ」

「私はマルローゼ。姫様の専属侍女兼教育係です。貴方達を姫様の同行者として相応しくなるように、厳しく教育してあげます。それでは右から順番に名乗りなさい」

「マリーですの」

「アンでありんす」

「トワざます」

「ネットでごわす」

「マリー、アン、トワ、ネットですね。私達の教育は厳しいですが、弱音を吐く事は許しません。覚悟して下さい」

「「「「・・・・」」」」

「返事をしなさい」

「はいですの」

「はいでありんす」

「はいざます」

「はいでごわす」


こうして私達の地獄と恐怖の日々が始まった。

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