仲間が出来たなのよ
今回は仲間が出来る話です。
「助けてくれて、ありがとうですの。わたくしはマリーですの」
「ありがとうでありんす。妾はアンでありんす」
「ありがとうざます。僕はトワざます」
「ありがとうでごわす。俺はネットでごわす」
「私はシャルルなのよ」
お互いに自己紹介をした。
「皆さん、家族の方々が心配されているでしょうなのよ。近くの町まで送りますなのよ」
「わたくしは父親に売られたので、帰りたくないですの」
「妾は孤児でありんす」
「僕も家族は居ないざます」
「俺は母親に売られたでごわす」
「・・・・それなら私と一緒に冒険の旅をしない」
「一緒に行っても良いんですの」
「一緒に行くでありんす」
「僕も一緒に行きたいざます」
「俺もお願いするでごわす」
四人に一緒に冒険の旅をしないかと誘ったら、全員が一緒に行くと答えた。
「決まりなのよ。それなら皆に武器を渡しますなのよ」
四人に魔弓を渡した。
「この魔弓は必ず相手に矢を命中させられる弓なのよ。しかも連射が可能で、矢が自動的に装着されて、矢が尽きないなのよ。奴隷商人達で試してみるなのよ」
「「「「ぎゃあああ」」」」
「適当に狙ったのに命中するですの」
「連射も可能でありんす」
「矢が自動的に装着されるざます」
「矢が尽きないでごわす」
「それじゃ馬車に乗ってなのよ。出発するなのよ」
私達は奴隷商人の馬車に乗って、冒険の旅に出発した。