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征夷大将軍との謁見
今回は征夷大将軍との謁見の話です。
「これから征夷大将軍閣下との謁見の為に城に向かいます」
「・・・・え、ええとなのよ」
征夷大将軍との謁見なんて、聞いていない。
カグラさんによって征夷大将軍の謁見室に連れ込まれてしまった。
「そなたがシャルルか。顔を上げよ」
「征夷大将軍閣下、お初にお目にかかりますなのよ。冒険者のシャルルと申しますなのよ」
顔を上げて、征夷大将軍に初対面の挨拶をした。
「本当に少女なのだな。シャルル、ヤマタノオロチ討伐は大儀であった。どうだろう将軍家に仕えてみないか」
将軍家に仕えてみないかと勧誘された。
おそらくカグラさんが推薦したのだろう。
「私はまだ若輩者なので、将来の事は考えておりませんなのよ。御辞退致しますなのよ。申し訳ございませんなのよ」
「まぁ、急いで決めなくても良いだろう。暫くは城に滞在してくれ。それよりも娘のカモメとの会談をしてくれんか。そなたに興味があるらしいのだ」
「カモメ様との会談ですかなのよ」
黒幕カモメとの会談を依頼された。
拒否は出来そうもない雰囲気だ。
「畏まりましたなのよ」
シャルルはカモメとの会談をあっさりと了承した。




