海賊に間違えられたなのよ
今回は海賊に間違えられる話です。
「我々はジパングのムラカミ水軍である。海賊達に告げる。直ちに停船して、全員投降せよ。従わなければ、お前達を殲滅する」
ジパングのムラカミ水軍を名乗る船団に取り囲まれてしまった。
どうやら海賊と間違えられたみたいだ。
「仕方ないから停船するなのよ」
私達は停船して、投降した。
「お前達だけか」
提督らしき軍人が私達を見て、問い詰めた。
「私達だけなのよ。それから私達は海賊ではありませんなのよ」
「嘘を付くな。海賊船に乗っていたではないか」
「私達の乗っていた客船が海賊達に襲撃されたので、私達が海賊達全員を返り討ちにして、海賊船の放置は勿体無いから、戦利品としただけなのよ」
「お前達が海賊達全員を返り討ちだと。信じられん」
「事実なのよ」
「・・・・副提督、どう思う」
「確かに海賊には見えませんな」
私達は女性が四人と男性が四人なので、とても海賊には見えない。
「これは客船の船長の手紙なのよ」
客船の船長が書いてくれた手紙を見せた。
「・・・・う~む、事情は理解したが、このままお前達を解放は出来ない。我が国まで連行する」
「分かりましたなのよ」
私達はジパングまで連行される事になった。
「それは災難でしたな」
私達が乗っていた客船もジパングに停泊していて、船長に再会して、私達が海賊じゃないと証言してくれたので、私達の疑いは晴れたが、海賊船は没収されてしまった。
「皆さん、大変でしたね」
フリーナさんにも再会した。
(またアイツらと会うなんて、私は本当に不幸だ)
キルカは自分の不幸を呪った。




