冒険の旅に再出発するなのよ
今回は冒険の旅に再出発する話です。
「国王陛下、お別れの御挨拶に参りましたなのよ」
「そなたが居なくなると、寂しくなるな。イーサーが新たな赤の剣聖に選定されたから、後の事は気にせずに、冒険の旅を謳歌してくれ。それと餞別として魔剣を授けよう」
「ありがとうございますなのよ」
国王陛下から餞別として魔剣を授けられた。
この魔剣も聖魔剣に進化させよう。
聖魔剣が二本になり、二天一流の剣技を思う存分に振るえるようになる。
「今までお世話になりましたなのよ。本当にありがとうございましたなのよ」
国王陛下に別れの挨拶をして、謁見室を退出した。
「シャルル様、私を護衛としてお連れ下さい」
「それは駄目なのよ。他国に行くのに近衛騎士団長のパワードを連れては行けないなのよ。必ずトラブルに巻き込まれるなのよ」
「それなら近衛騎士団を辞職します」
「それはもっと駄目なのよ。パワードが近衛騎士団を辞職したら、皇帝陛下に迷惑が掛かるなのよ。それにパワードが近衛騎士団を辞職しても、パワードの顔は知られているから、連れて行けないなのよ。諦めて欲しいなのよ」
「・・・・分かりました。これも愛の試練なのですね。とても辛いですが、貴女への愛の力で耐えてみせます。それから旅は危険なので、くれぐれも気を付けて下さい。たとえ離れていても、貴女に不変の愛を誓います。愛しています」
「・・・・分かったなのよ」
苦手なパワードとの別れの挨拶も済んだ。
「皆、準備は出来たなのよ」
「勿論ですの」
「完璧でありんす」
「出来たざます」
「オッケーでごわす」
「我も問題ありません」
「私も大丈夫です」
「それじゃ再出発するなのよ」
私達は馬車に乗って、冒険の旅に再出発した。




