パワードの熱愛行動なのよ
今回はパワードの熱愛行動の話です。
(困った事になったなのよ)
パワードにプロポーズされてしまった。
二十七歳の大人の男性が十五歳の少女にプロポーズするなんて、普通はあり得ないでしょう。
しかもグイグイ押してくる。
【回想開始】
『シャルル様、どうか私と結婚して下さい』
『私はまだ十五歳なので、結婚は早すぎますなのよ』
『シャルル様、明日デートして下さい』
『明日は用事がありますので、無理なのよ』
『シャルル様、帝都を散策しましょう』
『雨が降っていますなのよ』
『シャルル様、美味しい洋菓子店を見つけました。一緒に行きましょう』
『ダイエット中なので、お断りしますなのよ』
【回想終了】
「私が不埒者のパワードを毒殺します」
マルローゼが過激な発言をした。
「それは駄目なのよ」
マルローゼは薬剤師なので、毒の調合も習得していて、本当に毒殺しそうなので、慌てて却下した。
「陛下、パワード騎士団長を何とかして下さいなのよ」
切羽詰まって皇帝陛下に泣きついた。
「すまん。いくら余でも恋愛には口を挟めない。自分で解決してくれ」
「・・・・分かりましたなのよ。この国を出て行きますなのよ」
皇帝陛下が便りにならないので、ルビー帝国を出国するという脅しを掛けた。
「ま、待ってくれ。それは困る」
「待てませんなのよ」
「分かった。パワードを説得してみよう。但し期待はするなよ」
「それではお願い致しますなのよ」
しかしパワードの熱愛行動はその後も続いた。




