表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

大鵬の歌

作者: しのぶ

万里を渡る(おおとり)

小枝に住まうことはなく

己が翼の向くままに

天駆けりゆくものならむ


船を呑みうる大魚なら

わずかな水に棲みはせず

万里の波濤(はとう)乗り越えて

大海(たいかい)を見るものならむ


我はわずかに五尺の身

葦のごとくに過ぎねども

己が心の(ともしび)

あにおろそかにするべきや


我と我が身を灯に

(ことわり)の火を灯に

暗夜を進み行く我を

皇天(こうてん)ともに(たす)けませ


(あだ)の放てる矢を忍ぶ

戦場(いくさば)にある象のごと

己が心を立たしめて

いつの時にも保つべし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ