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悪逆非道なマッチ売りの少女  作者: ポカ猫
第2章 絶望と憎悪のシンデレラ
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第27話 騎士団退治

お待たせしました!


2週間も待たせてしまってすみませんでした!


次からは気をつけます!!


では、本編をどうぞ

 少女が街に帰ると、街の中が何やら騒がしくなっていました。


「なんの騒ぎなんですか……?」


 少女はボロボロの体で近くの男に騒ぎのことを聞きました。


「うわっ!お嬢ちゃんどうしたんだいボロボロで…… なんの騒ぎってジャンダ様が街におりてきたんだ。そりゃこんな騒ぎにもなるよ」


 男は嬉しそうにしながらその場を走り去ったのです。

 近くの壁にもたれかかり、少女は自分の顔を手で覆いました。


「レイカ……これって……」


「ああ、あいつはこの街で神格化されてるんだろう…… これはかなりめんどくさいことになってるな」


 少女は自分の頭に響くレイカの声を聞いて、さらに不機嫌になります。


 しばらく髪の毛をくしゃくしゃとした後、少女は何か思いついたように歩きだしました。


「この前のレイカの考えを使わせてもらうわ」








 少女が向かったのは聖職者達を殺した教会でした。


 案の定教会には、まだたくさんの騎士団達が調査をしていました。


「レイカが暴れる時、こいつらが応援に来たら面倒でしょ?」

「そうだな。始末するのか?」

「ええ、練習相手に成ってもらおうかなって」


 そう言って少女は騎士団に近づいていきます。


「こんばんは、夜遅くまで大変ですね」

「ん?なんだ貴様は、子どもがこんな時間にうろつくんじゃない。さっさと帰れ」


 団員は少女の姿を見るや否や、面倒くさそうにして少女をあしらいました。


「馬鹿にするのもいい加減にしてね?」


 そう言って少女は団員の首を鉈で切り落としました。


 切り落とされた首は、ゴトリ!と大きな音を立てて地面に落ち、周りで作業をしていた団員たちを呼び寄せたのです。


「貴様!何をしている!!国家反逆罪だぞ!?」


 集まった団員の1人が少女に対して叫びを上げて、鞘から剣を抜きました。


「国家反逆罪ねぇ…… 私はどこの国にも属してないと思ってたんだけど」

「うるさい!!ゴタゴタ抜かすんじゃない!!」


 そう言って団員は少女に斬りかかるが、少女は余裕の顔でその剣を鉈で受け止めます。


「本当に力入れてるの?ピクリとも動かなくなったけど」


 少女は笑いながらその剣をはじき飛ばしました。


「なっ……!」

「さようなら」


 少女は無防備になった団員の頭を、懐から取り出した銃を使って撃ち抜きました。


 あっという間に少女の目の前には2つの死体が転がったのです。


「こんなんじゃお話にもならないわね。平和ボケしてるから体でも訛ってるの?」


 少女は笑いながらそう言って団員たちを挑発します。


「こんな子ども相手に……!総動員だ……援軍を呼べ……」


 部隊長らしき人物が隣にいる団員にそう告げて、応援を呼びに行かせました。


「援軍なんて呼ぶのね。子(・)ど(・)も(・)1(・)人(・)に(・)。ま、呼んでくれた方がありがたいからいいけどね」


「援軍が来るまで何とか持ちこたえるぞ!!」


 大勢いる騎士団が一斉に少女に襲い掛かります。


 少女は怪しく笑いながら団員たちを、一人一人確実に殺していきます。


「何だこの子ども…… 化け物か……?」


 ボロボロになった騎士団員達が、少女から後ずさりをして逃げようとします。


「化け物……?失礼な事を言うのね。私は悪魔で人間だったあの子を守るために、人(・)間(・)で(・)悪(・)魔(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)の(・)」


 そう言って少女は自分の片翼と目を団員の前に表しました。


「あ、悪魔……!」


 さらに後ずさる団員達に対して、少女は勢いよく指を鳴らしました。


 すると、少女の手の魔法陣が輝き、1人の団員の頭に雷が落ちたのです。


「な、なんだ!?」


 雷に打たれた団員は黒焦げになり、その場に倒れました。


「魔法よ。人間風情には出来ない芸当でしょ?次はこれで遊んであげるから」


 少女は指を鳴らし続けて、どんどん団員に向けて雷を落としていきます。

 その雷を避けるために団員は右往左往に走り回り、それを見ながら少女は怪しい笑みを浮かべるのです。









「お前ら!!今来たぞ!」


 騎士団の援軍が来たのは、ちょうど他の全団員が黒焦げになった直後でした。


「な、なんだ……これは……」

「あなたがこの国の騎士団長?少しは骨がありそうね」


 援軍を連れてきた騎士団長を見つめて、少女は静かに鉈を取り出しました。


「あなたには聞きたいことがあるからゆっくりと殺してあげるから」


 騎士団長を守るぞと勢い込んで突撃してきた団員は瞬時に少女によって切り刻まれ、少女はそのまま騎士団長に斬りかかったのです。


「くっ……!私の名前はライズ!!この国の新生騎士団の団長だ!!」


 ライズは衝撃を受けながらも、しっかりと少女の鉈を自分の剣で受け止めました。


「悪魔退治は初めてだが、俺に斬れないものはない!!」

「なら、鉈じゃなくてちゃんとした剣で相手してあげるわ」


 そう言って少女は近くに落ちていたパイプを拾い、指を鳴らしました。


 すると、パイプがライズの持っている剣と同じような形をした剣に変化したのです。


 ライズの剣と違うところは、剣に描かれた怪しい模様です。


「さぁ、これで使う武器は同じよ。いっぱい楽しみましょう?」


 今度は少女がライズにかかってくるように挑発をして、臨戦態勢を整えます。


「何の目的で我が騎士団を攻撃しているのかは知らんが、邪魔をするというなら容赦はしない!」


 ライズは少女に斬りかかりながらそう叫びました。


 お互いの剣がぶつかり、辺りには誰もいないのに緊張した空気が漂います。


最後まで読んでくださりありがとうございました。



次回更新は今度こそ5日以内に更新したいと思います。

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