プロローグ
月明かりが照らす暗いだけどうっすらと光がさす闇の中俺はひたすらに走り続けた終わりがあるかもわからない闇の中俺はひたすらに走り続ける何故こうなった それは突然訪れたその時はその時はまさか自分が剣と魔法のファンタジー世界に飛ばされることになるなどとは知らずに… 時はさかのぼること20分前 俺日向ミズキは今日も嫌々学校まで来ていた 「あ~授業めんどくさいまじ憂鬱だわ~」
「駄目だよ~ミズキくん一応教育費は親に払ってもらってるんだから真面目に受けないと~」
俺に話しかけてきたこの子は同じクラスの春川千尋さんだ黒いロングヘアーで眼はうっすらと開いていてどこかポケ~としている
それでいて顔立ちがとてもととのっているのでクラスではかなり人気が高い
「よぉ ちひろさんに日向」
今話しかけてきたこいつは高下勇輝学年一のイケメンで成績優秀スポーツ万能のいかにも物語の主人公のような性格の無駄に正義感の強いやつだ はっきりいって俺はあまりこいつが得意ではない
そしていつも通りの日常が始まると思っていたその時俺と勇輝 ちひろさんやクラスのみんなの足元に金色に輝くどこかのアニメなどにでてきそうな不思議な魔方陣のようなものがいきなり出現した 「おいこれなんだよ!」
勇輝の声に反応して生徒の一人が叫んだ「おい速くここから逃げるぞ」しかしその生徒が動いたとたんに足元の魔方陣は点滅しだした それからすぐに足元の魔方陣が一気にカッと輝いたと思ったら俺達は意識を失った