2話 少女は目覚めるようだ。
ぼちぼち書くのでよろしく
今は、9時56分。あと4分後には流れ星が降ってくる。とりあえず、準備ができた。そこの少女がいなかったら最高なのに……でも少女は膝掛けを貸してあげているのにもかかわらず猫のように背中を丸めて
「ドレス姿なのだが……大丈夫だろうか?」
ドレス姿の君を見ていると寒く感じるよ。
そんなあなたには、
「この上着を貸してあげよう。」
ヒートテックを上下装備している僕にそんな寒さなど
効かぬ効かぬ。後、僕はロリコンではないよ。
ジャンバーを脱いで少女にかけてあげた。
少女は気持ちそうに寝ている。
俺の中に眠る母性が発動し……なかったようだ。よかった。後、ロリコンではない。
準備ができた。食料を片手に持って
さぁ、ほうき星を探そうか!
とその前に、ラジオを聴こう。なぜ、スマホを使わないかってHAHAHA、ラジオを聞いて観測をしたいのだよ。スマホは、万能すぎる。万能すぎるからあまり使いたくないのだ。
最近は、時間の確認しか使っていないよ。
そんなことは今は、どうでもいいさあスイッチオン
「じぃーーーーーーー。」
「!?」
おかしい。そこは、ザァーーーとかそう言う音じゃないのか…
「じぃーーーーーーー。ザァーーー」
あれ、壊れているのかな。それとも電波が繋がらないのかな。準備をした時に周波数もアンテナを使い設定をしていて5分前には使えたはずなのに……。
中継局に繋がらないのかな。
「まあ、いいだろう。にしても、風が強いなぁ。」
さっきから風が海側の方角にいる少女がいるところからすごい風が吹いているのだ。台風のように吹いている風は、木や俺のイチ野口まで飛ばしていったのだ。あれが僕のこずかいが……。ハァ〜。そんな被害の中に一番気になったことそれは、
「なぜ、あの少女は全く動かないんだ?」
少女が普通に寝ていることだ。
こんな暴風が吹いていて俺でも立っていることがやっとなのにその少女はまるで扇風機の強にして涼んでいる感じなのだ。
「わ〜れは、かーみ様だ。うわはははっ!」
と子供のように寝言を言っているのだ。
この風きついのに。うーわ、ないわ。
「ザァーーーーーー。……ろ。はやく、ここはも…」
壊れかけのラジオが聴けるようになった。がおかしい内容だ。エイプリルフールは、まださきだぞ!
「……急げ、隕石が………はやく……ザァーーー。」
あれ、聞こえなくなった。ついに壊れかけのラジオが……壊れた。よし、終わったら買い物しにいこ。そうだった。野口はとんでいったんだった。
「でも、さっきのラジオがあっていることが本当ぽいような気がする。」
多分。でも、さっきのでフラグが……。
まぁ、いいだろう。
「ブーブーブーブー。」
スマホを取り出すと、午後10時のお知らせ。
さぁ、天体観測をしますか。
時間通り、小熊座流星群が来ない。1時間に5本ぐらいだからなぁ!気楽にまつか!
ちょっとだけ彗星のことを説明をしょうか!
彗星は地球と同じように太陽の周りを回っていて彗星は数十年に一度だけ太陽に近づく。でも近づいた時に太陽の熱によって溶けて徐々に壊れて行くのだよ。それが彗星のしっぽになのだよ。
彗星のしっぽは「塵」で構成されていて、彗星の本体が通りすぎたあとも一部は彗星と同じ軌道で太陽を周り続けるのだよ。この塵が彗星の素となるものだよ。
ということです。僕が何故知っているかって?彗星についての本に載っていたからね。暗記したんだ。
みんなが知ることができたからそれでいいだろうwww。これが自己満足だ。素晴らしい。
10分後、家に帰ったら何をしょうか?と考えていると、
「うーん。ふぁああーーー。」
と少女が目を覚ます。その少女の目は青の目をしており、まるでフランス人形みたいな姿をしていた。一瞬見とれていた自分がいた。
「ここは?おい、貴様?ここはどこだ?」
なんだ。この上から目線。腹立つなぁ!
「ここは、星の丘総合公園だけど……どうした?」
「今何時だ?」
「午後10時だけど」
「おい、今から逃げるぞ。もうすぐ隕石がおちてくる」
「おいおい、何を根拠に?」
起きたばかりの少女は、いきなり言いだすんだ。それは、びっくりしたよ。でも、彼女が言っていることが本気に思えたんだ
「いいから、早く行くぞ!」
「いいか、俺は流星群を見に来たんだ!目的を達成せずにのこのこ帰るなんて僕にはできない。」
「「あぁ」」
流星群が落ちて来た。数個の流星が急いでいるみたいにーーー。
「おい、どういうことだ?こっちに向かって来ていないか。」
流星がまるで花火のように弾けてこっちに向かって見える。
「おい、お前逃げるぞ。死ぬぞ。」
「お前じゃない。俺は、星河だ。」
「そうか……私は、ノアだ。」
「いい名前だな。よし、ここから離れるぞ。」
「うん。」




