第9話 『踏み込む一歩。』
「……腫れは、引いたかな」
鏡の前で自分の頰を見て、ひとまず安堵の息を吐く。
赤みはまだ残っているものの、腫れはすっかり引いて元どおりになってくれていた。
これなら、今日はいける。
……何でわたしこんなに補習でワクワクしてるんだろう。
「……まあ、理由は簡単だよね」
初めて踏み込んできてくれたクラスメート。
瑞樹くんとなら、友達になれる気がする。というかなりたい。
そんな安い、ちっぽけな理由で学校が楽しみになって、夏休みであることすら憎むようになってしまった。
ああでも、相手は確か不登校だったっけ。夏休みが終われば会えなくなってしまうかもしれない。
……違う。だからこそ、今日は補習に行こうと決めたんだ。友達になってください、と。頼むために。
あの人とはせめて仲良くしたい。連絡先の交換くらい、バチは当たらないよね。
チョロいのなんてわかってる。でも始めて誰かと真正面から話して、握手をした気がして。
踏み込むのが苦手なわたしに、来るな来るなと周りに願って結局、寂しがってたわたしに踏み込んできたあの人に。
友達になってくださいと言うために、補習に行くんだ。
……少し目的がズレてる気がするけど、補習は二の次で。ダメかな?
◇◆◇
蝉の大合唱がBGM。ああ、それに野球部のむさい声まで加わった。オーエイじゃないですよ。
「帰りたい」
「まだ言うか」
校門の前で引き返そうとするも、がっちり腕をキメられてて動けない。痛い。クソ。どこでそんな技覚えてきてるんだお前。
補習3日目。まあ例外なく、今日も絶賛帰りたい俺でした。そして俺は俺はこの3日である疑問を抱いてしまったのだが。
────この強い日光には、俺のやる気やら決意やら削いでしまう効力があるのではないか、と。
……まぁそんなことをまじめに話したら舞姫に冷たい目で見られたんだけども。当たり前だのクラッカー……古いかあ。
いかん、頭が熱暴走を起こしてる。平常運転とはなんだったのか。
「なぁ、帰っちゃダメか?」
「ダメです。ほら、中に入ればいくらか涼しいんだから」
「涼しいっつっても扇風機じゃんか……ああああ」
デジャヴを感じた。奇声を上げつつ背中を押され、校舎の中に入っていく。
「ほらもー、帝がなかなか外に出なかったから時間ギリギリなんだよ?私先行っちゃうよー」
「あーいいよ、先に行っててくれて。俺後から行くから……間違えた。俺に構うな、先に行け……!後で必ず追いつく!!」
「それ絶対追いかけてこないやつだよね。こなかったら私怒るからね!!」
言いながら、教室に向かってかけていく舞姫。よーし、今俺はこの瞬間、自由を手に入れた!!
……っつってもまあ、アイツに怒られるのも嫌だし少し休んだら教室に向かうんだが。休みたい気持ちと舞姫の板挟み……モテる男はつらいねえ。
下駄箱で上履きに履き替えて、なんとなく窓の外を見る。
日光が降り注ぐ中、グラウンドで野球部がノック?をしてるのが見えた。会いたいときはどうする?……ってそれはノック違いだ。
にしてもこんなに暑い中よくやるよ。俺はこの暑さでこんなに頭をやられてるってのに。野球部の帽子には何やら頭を冷やしてくれる装置でも備わっているんだろうか……是非とも分けていただきたい。
「……んなわけねえか」
と、溜め息をひとつ。幸せがひとつ逃げていく。
逃げてく幸せを目で追いかけるように下駄箱に視線をやると、
「お、おはよう。瑞樹くん」
織が片手を挙げてぎこちなく、挨拶をして来てくれた。
……何でだろう。なんとなく、コイツもこんな風に挨拶するんだなあなんて失礼なことを思ってしまった。
「おっす、おはよう。昨日はどうしたんだ?サボりか?」
冗談交じりに言ってやる。
……冗談だったのに何故か、がっちり合っていたはずの織の視線が逸れた。
自然と目にやっていた視線が、織の頰を捉える。
「………なあ、織。その頰どうしたんだ?」
「えっ、あっ、いや……」
僅かだが赤く、腫れたの跡ようなモノが残っている。
指摘されて両手で頰を必死に隠す織。どうも挙動がおかしい。
「なあ、織。ラウンジ行かね?」
どうしてもその頰の跡が気になって、自然とサボりの提案をしていたのだった。
……すまんな、舞姫。先に謝っておこう。
◇◆◇
ウチの学校には屋上なんて洒落たものはなく、代わりにラウンジと呼ばれる大きなベランダのようなものがある。
そこには教師や生徒が育てた花、ヘチマやら何やらの花壇が壁の隅っこに立ち並び、日光を浴びてスクスクと育っている。
いつもはそれなりに賑わっているラウンジだが、夏休みということもあってか人は俺と織以外いなかった。
ラウンジの中央を陣取っていたベンチを引っ張り、日陰に持ってくる。暑い中話するのは嫌だしね。
「まあ、どーぞ。座りなさいな」
「……ありがと」
頰のことを指摘する前は綻んでいた表情も、今は固まってしまっていた。なんというか、気まずい。
でも俺の勘が、織を仲間にしたいのなら、放っておけないならその跡を放置するなと訴えかけている。ならそれに従うしかあるまい。
2人の間に長々と横たわる沈黙。仕方ないけど、俺から話を切り出すしかない……か。
「なあ、あのさ。最初に言っておくと、色々訊くけど嫌だったら応えなくても良いから」
地面を見つめる織に横目で視線をやってから、空に視線を投げる。
遠くでカキィン、と甲高い音が響いて、入道雲に点を落とすようにボールが上がる。ホームランかね。
「……わかった。少しだけ、覚悟してたから。この頰が治りきってない時点で」
「……そか。じゃあ、とりあえず」
視線は空にやったまま、できるだけ慎重に言葉を選んでいく。
「その頰、どうしたんだ?」
……少し直球すぎただろうか。いかん、数年舞姫と叔母ちゃんとしか話してなかった代償がここに響いてきたか……。
再び訪れる沈黙。オーライオーライ、と野太い声だけが響く。
「わたしの家はね、今結構嫌な状況で。両親が喧嘩をしてて、さ。しかも喧嘩の理由にはわたしのことも含まれてるみたいで……わたしのために、わたしのためにって言いながら毎晩喧嘩してるんだ。その喧嘩の飛び火を食らっちゃった……って感じ。昨日はもっと腫れも酷かった」
「だから昨日、こなかったのか」
視界の外で頷くのが見えた。
ああ、何か。全部スッと繋がった気がする。
「それで賞品の願いを使って、両親の仲を取り戻してもらうー……なんて思ってんの、かな」
「え────」
……マズい。思考が漏れてたか。
「……今、願いって。瑞樹くん、今……」
「いや、あの、その……」
ダメだ。もうここまで来たら引き返せない。
タカを括れ。こいつに手を差し伸べたいんだろう。なら、ここで引くな。相手は話してくれたんだ。なら、自分だって隠し事をするのはナシだろ────!!
震える手に鞭を打って、右手の包帯を解いていく。
その様子を見ていた織の目が、信じられないものを見てしまった、と。見開かれた。
「……隠してて悪かった。実は俺も、参加者で」
「嘘、嘘」
一歩一歩近づいて、ようやく織の肩に触れそうだった手が、振り払われた感覚。
「だから、その────」
「嘘!!」
……違う。感覚なんかじゃない。確かに織は俺の右手を叩いて、ラウンジから飛び出していってしまった。
「ああ、もう。やっちまった……」
俺の溜息が、蝉の声に溶けていく────。
◇◆◇
嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘!!
こんなの嘘だ。悪い夢なら今すぐ覚めて。
ようやく友達ができそうだったのに。その相手が能力者で、自分が倒さなくちゃいけない相手だなんて……!!
回す、回す。現実から逃げるように足を回して、校舎を駆けていく。
近づいてきてくれた瑞樹くんとの距離を離すように、必死に、校舎をかけていく。
息が上がる。肺が酸素を求めてる。あまり運動してなかった足は悲鳴を上げて、もう休んでくれと訴えかけてくる。
でも知らない。そんなのは知らない。こうやって他人に踏み込んでみようとすればこれだ。だから他人と関わるのは嫌なのに。
……こんな事になるなら、自分の中に引きこもっていた方がマシだ。
◇◆◇
「ああ、もう。クソ、どこに行っちまった……!」
誰もいない廊下に悪態を吐きながら、頭をガリガリと掻き毟る。
これは完全に自分のせいだ……もう少し慎重に行くべきだったのに。踏み込む一歩が大きすぎた。
とりあえず織を見つけないと。このまま別れるのは、マズい。
「もーこの近くに能力者がいるとかそんなの知ったことか!!」
能力を全力で開放する。一瞬視界が赤く染まった後、脳内に3本の回路が現れた。
その3本の回路を、聴〝力〟に繋ぐ────!!
「………ッ」
一気に耳に流れ込んでくる情報。その量に一瞬目眩がした。
耐えろ。耐えて、聴き分けろ。それだけのことだろう。
『佐藤守りが甘いぞ!』
遅れて聞こえてくるボールが打ち返される音。違う。
『先生ここがわからなくて────』
シャーペンが走る音。違う。
『ッ、ハ、ハ、ハ────!!』
必死にかけていく足音。上がった息。コレだ!多分場所は校舎裏!!
窓に駆け寄って身を乗り出すと、校舎裏に駆けていく織の姿が見えた。畜生、逃げ足早いんだなあいつ。
ここは3階。走って追いかけても追いつけない。なら、
「行くぞ、俺……!!」
奮い立たせるように、覚悟するように叫んで窓から距離を取り、
「────!!」
奥歯を噛み締めて、悲鳴を噛み締めて、窓枠に足をかけ、そのまま────
「ぁぁぁぁあああああっ!!怖え!!」
────跳ぶ。気分は時をかける少女だ。怖え!!!
落下していく感覚。迫る地面。ええと、次はどうするんだ。
足を折るわけにはいかない。だから、そう。
「ええと、吸収〝力〟!!」
穂村戦で強化したそれに力を一気に注ぎ込み、地面に着地。そのまま前転。よし大丈夫だ、痺れちゃいるけど骨は折れてない。
足を縺れさせながらも走り、校舎の角を曲がる。織の背中はすぐに見えた。
「よし、追いついた。追いついたぞこの野郎」
いや、女だから野郎じゃなくてアマなのか?そんなことはどうでもいい。
恐怖と疲労で上がった息を整えながら、織との距離を詰めていく。
「なんで、追いかけてきたの?」
「いやなんでって、そりゃ逃げられたら追いかけるだろ」
「ああ、もう。なんで────」
突然振り返る織。その眼は、赤く輝いていた。
「……ッ、マズッ!!」
後ろに跳んで距離を取る。その距離は、俺の歩幅にして4歩。ダメだ、織の能力がわからない以上何が飛び出すのかわからない!!
困惑する俺を他所に、織がスカートのポケットから取り出したのはカッターナイフだった。
そしてそのカッターナイフの刃をむき出しにして織は、
「ッ、あ、あぁ、ああああ!!」
自分の太ももに突き刺した。
「おまえ、何して────!?」
駆け寄ろうとして、足から痛みで力が抜ける。
駆け寄ろうと力を入れた足から血が滲んだ。織が突き刺した場所と同じ場所に何故か傷ができて、痛みが走って、血が、痛みを伝えて────
「………ッ!!」
気をしっかり持て俺。大丈夫だ、まだいける。
突然の痛みに動揺している俺とは対照的に、冷静に再びカッターナイフを構える織。その足にはなぜか傷は無い。
そして、
「づ、あ────」
腹部にカッターを突き立てる織。そして遅れて、俺の腹部にも痛みがやってくる。
一瞬意識が飛びかけた。ダメだ、こんなところでやられちゃいけない。何もかも、ダメになるぞ。でも織の能力が大体わかったぞ。条件はわからないけど、相手に傷を押し付ける能力か何かだ。
痛みで息が上がる。堪えろ俺。
こんなところでくたばっていいのか。織は涙を流し、助けを求めているように見える。おまえは、瑞樹帝は、それを放置していいのか?
「織、おまえ。そんなに自分を傷つけてまで、その願いって叶えたいモノなのか」
フラつく足を、前へ。
「……当たり前じゃん。自分を傷つけてでも勝ち上がって、それで────喧嘩なんてしない元の2人に、戻ってもらう……!!」
声を荒げながら叫ぶ織。
その心の底からの叫びが、俺の心に靄をかけた。
……また、これだ。健人に『願いを叶えるために協力する』と言われた時と同じ、モヤっとした感じ。
気に入らない。嫌だ。吐き気がする。言いたいことを口に上手くできず、燻っている感覚がムカつく。
目の前の織はこんなに必死になって戦っている。織の願いと自分の願いに何かを感じて、モヤっとしてる。それは確かなことだ。
口に出さなきゃ始まらない。このまま何も言わなきゃ容赦なく殺されるかもしれない。だから────
「おまえ、それでいいのかよ」
────上手くまとめられないまま、織を睨みつけながら言った。
「………え?」
「だから、お前はそれでいいのかって言ってるんだよ」
喉元に嵌められていた栓が抜けたような感覚。一度言葉が出はじめると、もう止まらない。
ああ、そうだ。俺は俺自身の願いと織の願いに、『それでいいのか』と問いかけたかったんだ。
「誰かわからないヤツの力を借りて、両親が仲直りして。はいめでたしめでたしで良いのかって言ってんだよ、俺は」
「良いのかって……良いに決まってるじゃん。わたしはこうして勝ち上がって、それだけで2人は元に戻る。良いじゃん、万々歳だよ!!」
「いいや、違う。違うだろ!!」
思わず声を荒げて叫んだ。
織は怯えた様子で、カッターを再び太ももに突き立てる。
苦痛に歪む織の表情。そして遅れて俺にも痛みが走り、視界が一瞬霞んだ。
意識をしっかり持て。一度やると決めたんだろう。苦しんでるヤツは目の前だ。自分のことを傷つけてまでもがいて、足掻いて、涙を流して助けを求めるヤツが目の前にいる。コイツに手を差し伸べると決めたんだ。なら、ここで立ち止まってどうする────!!
一歩。痛む、重い足を持ち上げて、織との距離を詰める。
「おまえ嫌なんだろ。嫌ならちゃんと両親に言わなきゃいけない。おまえのためにって言いながら両親は喧嘩してるんだろう? 喧嘩を本人が嫌がってんのを知らずに。なんでかって……そりゃ本人であるおまえが、一度も『嫌だ』と声に出して言ってないからだ」
「うるさい!!」
再び走る痛み。舌を噛み、意識を繋ぎ止める。
「しっかり言ってやらないと、ここで願いを使って2人の仲を修復したって変らない。根本的な部分は解決しないだろ。また同じことで喧嘩するかもしれないぞ? その瞬間、おまえのその頑張りが無かったことになっちまう。そんなのって無いだろ。あんまりだろ……」
荒げた息をそのままに、重い足で、もう一歩。
「そんなに苦しんで戦うことないんだ。織がキチンと相手に向き合って、嫌だと一言、自分の意見を伝えりゃいい。それだけで変わる話かもしれないじゃないか。こんな戦いに参加することないんだよ。おまえは前に進むことを怖がってるだけなんだよ」
これはたぶん、昔の自分にも言ってやりたかった言葉。
前に進むのを怖がって、結局なすがままにされて。
両親を失って、他人を信じられなくなって。
わざわざ手を差し伸べてくれた舞姫のことすら、迷惑だと言って跳ね除けた自分に言ってやりたかった言葉。
一歩進むだけで世界は変わるものなんだ。なのにそれを怖がってる。
織と昔の自分はよく似ている。織には俺のように、なって欲しくないから。
「……だって。だって、ひとりで前に進むのは怖いよ。このままここで、今の場所に居れば楽なんだ。誰かに踏み込んで、誰かの心に触れるのは、すごく……すごく怖い」
織の涙を押し堪えたような言葉を受けて、一歩。
「ああ、そうだよ。ひとりで進むのは誰だって怖い。だから────」
出来るだけ笑顔を意識して、一歩────進んで、織を抱き寄せた。
「────その痛みとか苦しみとかさ。一緒に背負って歩いてやる。ひとりで歩くのは怖いのは当たり前なんだからさ。俺だって、ひとりで突っ走るのは怖い」
織に必要なのは一緒に痛みを背負ってくれる仲間だ。
俺に舞姫が必要だったように、織にもまた一緒に苦しみを背負ってくれる仲間が必要なんだ。
織自身の能力のように、コイツも強引に痛みを押し付けられたらどれだけ楽だったんだろうか。
「……良いの?瑞樹くん。わたし正直重いよ?」
「あーいいよ。俺だって充分重いさ。でもな、そんな重い俺の手をとって、一緒に歩いてくれたやつが俺の仲間には居る。だからまぁ、大丈夫だべ」
痛みをこらえながら苦笑する。
「……まずはその前髪をどうにかするところからだな。前髪、どうにかした方が明るく見えると思うぞ」
横目で織を見つめながら、冗談っぽく。今のは少しチャラかっただろうか。
「………あ、ヤバ」
なんの予兆もなく、視界が隅から黒ずんでいく。
額に血がたまって重くなるような感覚。あ、ヤバい。これは────ダメだ。
「ちょっと、瑞樹くん?!」
「ごめ、ちょっと休ませて……」
血を流しすぎたのか。体から力が抜けていく。
深く深く、暗い海に沈んでいった。
◇◆◇
感覚だけがある。
自分が今いるのは上も下もわからない、真っ暗な空間だった。
手から何かが逃げようとする感覚。そのまま逃がしてやれば良いものの、自分の意思とは関係ないところが拒んでいるようで。逃げようとするソレに、鎖を巻きつけた。
そして浮かび上がる回路のイメージ。俺は何もしていないのに自然と、回路が3本とも回復〝力〟に接続された。
回路が焼ききれんばかりに、能力が流し込まれていく。
そんな光景を俺は、ただただ他人事のように見つめていた────。
というわけで9話でした。今俺は無性に興奮している。
前回書いた時からのお気に入りのシーン。このシーンに前回のリメイクを読んでくれてた友人が挿絵を描いてくれる、とのことで……ええ、ええ。描いてくれました。テンションは有頂天です。当初の予定じゃ来週頃にここまで終わってればいいかなーなんて思ってたのにもうここまできました。やったぜ!すごいなやる気って!!
描いていただいた方は神前さん。なんかもう挿絵の打ち合わせとか初めてで迷惑かけまくりました。すみません。ホント。こういうセンスとか皆無で。この場を借りて謝罪を。もう足を向けて寝らんないっす。
そしてここまで読んでくださった方々にも感謝を……居るなら。
ここまででようやくひと段落。織ちゃんの案件が片付くのは、あと一歩。もうちょっとだけ、チュートリアルは続くんじゃ。