俳句女子の「俳句ことはじめ」…ホワイトデー・バレンタインデー
今日は3月14日…
ホワイトデーですね!!
ゆきのです、こんにちは
さてさて、3月14日、ということで、
先月2月14日のお返しに、
アメやクッキーを準備している男性も
多いのでしょうか。
ところで、
「ホワイトデーを取り入れた俳句ってあるの?」
どう思いますか?
答えは、「ある」と思います。
というのも、ちょっとしたルールが守ってあれば、
俳句は色々なことを詠める文学なので、
ホワイトデーを詠んだ句も、あるのだと思います。
※ちょっとしたルールとは、
季語を入れたり、五七五で整えたり、といったことです。
ですが、ホワイトデー
気になるので、ちょっと調べてみると、
面白いことがわかりました。
角川文庫の歳時記によると、
「バレンタイン」という季語は「有る」のですが、
「ホワイトデー」という季語は、「無い」んです。
どういうこと?かというと、
俳句は五七五のどこかに「季語」を入れることが
お約束ルールですが、
その「季語」として、
「バレンタイン」は季語として認められるのですが、
「ホワイトデー」は現在、季語として認められていません。
なので、「バレンタイン」で句を作るとしたら、
「バレンタイン」の他に季語は要りませんが、
「ホワイトデー」で句を作るとしたら、
「ホワイトデー」の他に季語を入れなければなりません。
例えば、このようになります。
いつ渡そ バレンタインの チョコレート
季語:バレンタイン(春)
ヒヤシンス ホワイトデーの 贈り物
季語:ヒヤシンス(春)
※「いつ渡そ バレンタインの チョコレート」は
角川文庫『俳句歳時記』に載っている、田畑美穂女さん
という方の作品です。
と、このように、「バレンタイン」は季語なのですが、
「ホワイトデー」は季語とはなっていないようです。
あ、ホワイトデーの句は
私、ゆきのが作ったものです。
ヒヤシンス ホワイトデーの 贈り物
季語:ヒヤシンス(春)
とはいえ、ご説明のために、便宜的に作ったもので、
残念ながら、ゆきのの実際の出来事ではないんです。
お花を贈ってくれる男性、
いたら素敵なんですけどね 笑
ゆきの