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PROTOSS ~異能者~  作者: メカクシコスト
日常から非日常へ
3/7

第三話 「THE ・ REFLECTION」

久々過ぎる投稿ですね。

やっと休息がとれたので投稿しました。

「大丈夫?」


茶髪の少年が話しかけてきた。

正直、いつものような安い台詞が吐けるほどの

元気はなかったため、


「お、おう…、大丈夫だ。うぐっ…!」


痩せ我慢を言って立ち上がろうとするが、

激痛により身体が言うことを聞かない。


「あぁ、まだ寝てて良いよ。立てないでしょう?」


「う、でもな…」


そこまで言いかけて拓磨は、先程異能者を吹き飛ばした

少年の姿を思い出す。

そして再び身動きがとれないのを確認すると、

反論するのを止めた。


「…うん。すぐ終わらせてくるよ。」


そう告げた少年の見つめる先には

立ち上がり身構える異能者がいた。


「"怪力"の劣化版か…、それに暴走ときた。

僕に収穫は無さそうだな。」


何を言っているか分からないといった様子で

見ている拓磨を横目に少年は呟く。

その瞬間、異能者が少年めがけて突っ込んだ。


「オ、オイ!避けろよ!」


明らかに先程貰ったパンチより威力は上…。

異能者はどうか知らないが、常人なら即死レベルだ。

固く握られた拳が少年に降り下ろされる。


「…《能》リフレクト・1」


少年がボソリと何かを言った。

そして、俺はとんでもないものを目の当たりにした。

少年に突っ込んだ筈の異能者が、

同じ力で塀へと跳ね返されたのだ。

少年はニヤッと笑い、


「残念。僕の能力は"反射"だよ。

"怪力"じゃ相手が悪かったね。」


「り、"反射"って…?」


「僕の異能力の名前さ。発動中は触れたものを

オマケ付きで弾き返せる。」


異能力に…種類?


「まぁ、後で詳しく説明するよ。

ペンダントにも触れてしまったようだしね。」


そういって少年はペンダントを鳴らした。

あれが…異能者に関係してるのか?


「(だとしたら、5年前のあの人も…)」


ガラガラと音をたてて異能者が再び起き上がった。

そして間を置かず少年に向け拳を振った。


「しつこいね…。」


少年は溜め息をつき、「リフレクト・3」と

短く唱えた。

拳の威力の三倍程の勢いで吹き飛んだ異能者は

地面に叩きつけられ動かなくなった。


「ちょ、異能者とはいえ人間なんじゃねぇのか…?」


拓磨の疑問は最もだった。

いくら自分に殴りかかって来たからって

その何十倍もの傷を負って人が倒れたのだ。

誰だって驚くわ、チクショウめ。


「いや、暴走した異能者は治癒力が以上に高いからね。

フルボッコ程度じゃ死なないよ。」


そう言ってる少年の目が怖い。もうやだ帰りたい。

拓磨がそう思った時、突然目の前の風景が歪んだ。

そしてなす術もなく地面に倒れ、視界が暗転した。


能力紹介といきましょうかね。


"怪力"(読み:パワー) 劣化能力


読んで字の如く、力を底上げできます。

その範囲は約1倍から50倍程度まで。

ただし、今回は劣化版ということなので

範囲は10倍までです。



"反射"(読み:リフレクション) 特殊能力


発動中、自分に掛かる力や効果を反射します。

反射する際に倍率も決められます。

許容範囲はありますが、殆どの要素を跳ね返せるので

現時点ではチートレベルです。

尚、反射の方向は決められません。


劣化能力、特殊能力については後々紹介します。


皆様、投稿が遅くなり申し訳ございませんでした。

こんな文才の無い亀主ですが、

なるべく読めるものを作ろうと思っております。


次回も宜しくお願いします。

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