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PROTOSS ~異能者~  作者: メカクシコスト
日常から非日常へ
1/7

第一話 「THE・NORMAL」

皆さん初めましてメカクシコストと申すものです。


はじめてのオリジナル小説の執筆につき

キャラ設定、文法等におかしな所が在るかもしれませんが

ご了承ください。

「はぁ~、やっと終わった…。」


日も暮れ始めオレンジの光が差し込む教室で

今この世で一番疲れているのは自分だと

言わんばかりの声が響く。


「ホンット、なんだって居残りなんか

しなきゃいけないんだよ…。

英語なんか将来使わなくてもヘーキだから…。」


などとこの少年、秋野拓磨は愚痴をこぼす。


彼は紅葉学園高校二年生、趣味はネット、嫌いなことは

勉強というごくごく平凡な男子高校生である。

そんな彼は英語が大の苦手で、

今日のテストでも赤点を取ってしまっていた。


「さて、とっとと家に帰って生放送観ないとな。

6:30からだったか!急がないと…。」


教室を出て下駄箱へ向かう。その時、


「…ん?」


爪先になにかが当たった感覚がした。

疑問に思いそれを拾い上げる。


「なんだこれ…宝石のペンダント?」


手の中にあるペンダントには

緑色の宝石が埋め込まれていた。

それは、ユラユラと危なげで、しかしどこか魅力のある光を放っていた。


「…悪い。それ、俺のだ。」

「…っはっ!ひいっ!」


気がつくと目の前に同じくらいの背の少年がいた。

薄い茶髪で、落ち着いた容姿の少年は、

恐らく女子なら気絶級であろう程のイケメンだった。

(俺と違って…クソッ)

しかし無表情のため感情が読み取れなかった。

これが世間一般で言うコミュ障か?いや違うか。


「お、おう…悪かった。返すよ…。」


突然のことで奇声を上げてしまい、気まずくて目を逸らす。


「…ありがとう。」


無機質な声が聞こえ、少年の方に向き直る。

そこで拓磨は目を疑った。


「あれ…!?」


今の今までそこにいたはずの少年が、まるで消失したように

その場から消えていた。



(何だったんだ…あいつは?)

下校中も拓磨はその事で頭がいっぱいだった。

そういえば、帰り際先生に

「異能者に気を付けろ」と言われた。


「まさか、それの類いか?いや、でもな…。」

ますます考えることが増える。


異能者というのは半年くらい前から現れるようになった

名前の通り常識を超えた力を使う人間のことである。

そいつらには共通点があり、

体のどこかに緑の紋章がある…らしい。


らしいというのは拓磨の中でそれが確信ではない故である。

勿論自分では見たことなどないし、

ネットで探しても当たらない。

それどころか噂の範囲も

拓磨が住んでいる町だけという現状だ。

デマだと考えるのが妥当なのである。


「…下らねぇ。」


そう呟いた拓磨は自身の考えを一蹴し、家路についた。

短いですね改めて読んでみるとw


まぁ、文章力はないので基本これくらいの長さでいきます。

次話もよろしくお願いします。

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