第2話 どこ行く?
こちら2話目になります。
前書きに何を書けばいいのかわからないのでそのうち書かなくなると思います。
それでは本文はどうぞ。
「誰ですか。」
目の前にいる天人らしきものに声をかける。立とうとするが立つことができなかった。
「まぁまぁ、一旦落ち着きましょう。」
天人らし者は席をたった。
「あなたは死にました。しかし、その死は大きな人を救いました。
そこであなたには二つの選択肢があります」
よくわからないことを言っていた鴉はそんなことを無視して話を聞き入れることとした。
そして天人らしき者はゆっくりこっちに歩いてくる
「二つの選択肢ですか。」
鴉の頭の中には地獄に行くか自分の言いなりになれとでも言いたいと考えがよぎった。しかしいい意味で裏切られた
「異世界に行くか、天界に行くか選んでください。異世界で死んだら天界に行きます。しかし異世界に行くからと言って特別なことはしません。ただ、その地に当たり前とされてる異能などをつけるだけです。後はあなたの"運"です。どうしますか。」
隣でしゃがんで聞いてきた。やはり見た目はいい。本当の性格は知らないが、見た目は本当にいい。
「わかりました。異世界に行きます。」
呆れたような顔で言う。天人らしき者を睨み早く解放しろと訴えている。
「わかりました。今からいう国でどこに行きたいか………」
呆れていた。鴉という男は体を全力で動かし早くしろとそう。とてもとても早くしろと訴えている。
「はいはい。適当な国にするから」
そういうと、鴉は落ち着いた。本当に適当でいいのかと思った。しかしこの鴉の判断は異世界でとても大きな影響を及ぼす者だった。
白い光に包まれた。眩しい。目を閉じてしまった。そして眩しくなくなってきたので目を開けると、海の上にいた。
「あー、あの女神ガチで適当にしたのかよ。」
そう言いながら東に漕いでいる。理由は簡単日本はアジアの東にあるので、既視感があったらから漕いでいる。
しかし海に流されていく。次第に流れが変わってきた。
「……海の流れが止まった。凪か?」
そう思いながら周りを見渡すと一隻の船を発見する。船は鴉が乗ってるボートに近づいてくる。
「近づいてきた。助けにでもきたのかな。」
そう思い手を振りここにいるというアピールをした。相手からしてみれば寝てても救えるんだから寝てても構わんのにと思っている。しかし問題はそこではなかったのだ。
船が鴉の横に止まり、一人の男性が顔を出し言う
「ほれ。船に乗りな。」
そう言った後船から梯子が降りてきた。鴉は当てがなかったため言う通りに乗船した。が、想像より小さかった。船は船だが、タグボートほどのの大きさだった。そして梯子を登り終えそうになると一人の男が顔を出して
「手につかまりな。」
そう言って手を差し出してきた。鴉はそれを掴んだ。するとその男性の腕から考えられないほどの力で引っ張られた。
「うぉ!?」
想像以上の力で引っ張られたため変な声が出た。そして自分を引っ張ってくれた男性と、声をかけてけれた男性は同一人物であることに気づいた。
見た目は25歳ほどで手と足が細い。髪は海のような水色、髪は短髪でセンター分けをしている。目の色は透き通った青色。身長は165cmほどだ。声は少しおっとりしている。船に乗っているので、漁業関係者だと思われる。
「遭難者だったら、私の住んでる国に来ますか?」
優しい声で言った。
「そうさせてもらいます、全く外の世界を知らなくて。」
少しもごもごして言う。なぜなら異世界人なのでむやみやたらにはなすことができないのだ。船乗りは何かを察したかのように
「左手を出していただいて、魔力を纏ってれますか?」
鴉は唖然としていた。今さっきこの世界に来たのでまだ魔力の扱い方を知らなかったからだ。というかこの世界に魔力などあることも知らなかった。
しかし船乗りは何かを察したかの
「血ではなく別の物を左手に集約する感じでいてください。」
そう言われて鴉はやってみた。するとすぐに左拳に集まり、左手の甲の部分から緑色の魔力が微量漏れ出す。魔法などは発動もされてない。これと言った紋章も出ていなかったので鴉は不思議に思った。すると漁業関係者らしき人物が慌てて頭を下げた。
「すいません。こんな身分の私が助けようだなんて恐れ多かったです。自分の名前はカイトと申します。以後お見知り置きを。」
さっきとは打って変わって丁重だ。いや、丁重すぎた。鴉はやたらと丁寧に対応されたので少しイライラしている。
「身分?とか俺が何者かとかどうでもいいんで、普通の人と同じ感覚で接してくれます?」
そう言った。鴉は自分の魔力がどうなっているかも知らないので、魔力だけで丁重に厚かわされることに対してすこし抵抗があった。
「は、はぁ、そうおっしゃるなら、」
そのことに抵抗があったが、この人はどんな人にでも同じ立ち位置に立って話をしたいのだと思ったからだ。そもそも緑の魔力を纏える者は魔力量に恵まれており、人数もいないのでからり大事にされている。
「私をその国に連れて行ってください。
もしよろしければ、この世界の国の名前や歴史などを教えてもらっても大丈夫でしょうか?」
カイトにそう言った。
「よろんで!」
嬉しそうに言った。カイトなどに下心はない。ただ、国で大切にされるような大事な人物に自分の知恵を分け与えることができるという、素晴らしいことができる。という気持ちでいっぱいいっぱいだった。
2話目になります。昨日疲れ果てて投稿できませんでした。すいません。
ですが次の話からは、1日の深夜0時に出そうと思ってます。
それでは次の話まで楽しみに待っててください!




