35歳ゲーム依存の俺、ネカフェから自分の体を遠隔操作して人生やり直すことにした

主人公、相沢悟（35歳）。かつての情熱を失った理学療法士。
家庭は冷え切り、現実逃避のゲームだけが心の支えだった。

ある夜、泥酔して階段から転落した悟は、意識が途切れる寸前、謎のメッセージを聞く。

【スキル：『魂のコントローラー』を付与します――】

目が覚めたのは、見知らぬネットカフェの個室。モニターに映っていたのは、自宅のベッドで眠る「自分自身」の姿だった。

謎のAIが告げる。元の体に戻る条件は、一年以内に【1億ポイント】を稼ぐこと。ポイントは「家族の幸福度」や「仕事の成果」で増減するという。

これは罰か、それともチャンスか。
ぎこちない遠隔操作で始まる、人生やり直し（リモートプレイ）。その果てに待つものとは――。