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大道具班は引かれる

ドマちゃんとリリィの話を根掘り葉掘り聞いた後、オレは部屋でスキルを使って武器をつくろうと四苦八苦していた。

「うぅ~ん、なんかいいかんじの武器ねぇかなぁ」

「無難に剣で良いんじゃない?」

「ヨモギ、オレに剣なんて扱えると思ってんのか?」

「いやおもわないなぁ」

「だろ?でもビヨンだとなぁ~鉄の鎧着てる相手とかきたら困っちゃうんだよなぁ~」

そんな感じで数分うんうんうなっているとドアを叩く音が聞こえた。

「だれだ」

「私だ」

「私~?オレは声で人がわかるような人間じゃあないんだよなぁ~」

うそだこの声は確実にリリィだ。声フェチのオレが聞き間違えるはずがない。でも人あおるのたのしいんだよなぁ。

「お前というやつは…!リリィだ!話があるから開けろ!」

「はいはい~なんだよ~リリィだったのか~いや~わかんなかっt…痛っ!」

こいつ!ドアあけた瞬間に殴ってきやがった!

「いてぇな!リリィ!なにすんだ!」

「お前がわるい」

「私もリリィと同じくさとはるが悪いと思うなぁ」

「ぼくもはるき様が悪いかと…」

ドマちゃんまでにも悪いとかいわれた…

「ひどい!オレ泣いちゃう!」

「泣くなら泣けばいい、ここにいるものは誰も助けないぞ!」

クソッ!こいつら絶対全員Sだ!

「ってそんなことはどうでもいいんだ。さとはる、頼みがあるのだが」

「なんだよリリィ、そんな真面目な顔で」

「実は…」

リリィが話したのはさっきの会議で話していた内容でアカリスと会談をするための仲介役になって欲しいというものだった。それを聞いてオレは結論を言った。

「うん、無理☆」

「な、何故だ!この話は人間からしても悪くない話だろう!」

「いやだってオレ達冤罪かけられてアカリスから逃げてきた身だし…」

「冤罪?どうゆうことだ?」

「それを話すと長くなるんだが…」

「長くなっても良いから話してくれ。」

「はぁしょうがないか…」

そうしてオレはリリィとドマちゃんにアカリスでオレ達が受けた仕打ちを話した。大分私怨を込めたけどまぁ大まかな流れは変えてないし良いでしょ。

「そんなわけでオレ達は協力できないんだ。すまない」

「いや、いい。そんなことがあったとは…辛いことを思い出させてしまってこちらの方こそすまなかった」

「いやいや、どうせ話そうと思ってたしいいよ」

「これはもう一度考えなくてはいけないな。ドマ、行くぞ」

「了解しました。それでははるき様、ヨモギ様失礼します」

ドマちゃん…ちゃんとしてるのなんか違和感あるな……

来週は私の都合により投稿しません。ご了承ください

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