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大道具班はドヤる

オレがリリィに震えているとウィルも違和感を感じたのか後ろを振り返った。その瞬間ウィルの顔が引きつった。

「ウィルこれはどうゆうことだ?」

あくまでリリィはにこやかに優しく問いかけた。ウィルはすでに正座している。異世界にも正座ってあるんだなぁ。しかし何故だろう圧がすごい。関係ないのにオレまで正座になってしまった。

「ち、違うんです魔王様!これは…これはそう!異文化交流です!魔王様のご友人なら安心して話せると思いまして!」

「なるほどドアを壊すほど激しい交流をしていたのか…一体どんなことをしていたのだ?」

「それは…」

ウィルが話に詰まったことだしそろそろ助け船だして恩でも売ってやるか。

「あ、すまんリリィ。そのドア壊したのオレだわ」

「はっ?さとはる、お前は何言ってるんだ?このドアはデザートオークの木で作られたものだぞ。知らないと思うがデザートオークの硬度はダイヤモンドに匹敵するんだぞ。そんなしろものを人間が砕くなどできるわけがなかろう」

「ふぅん。出来ないなんて言われんのは気に食わんな。そうだ!じゃあ、もしオレがそのデザートオークを砕くことができれば今回のことはなかったことにしてくれ」

「ふっ、まぁできたら今回のことは水に流そう。おい、誰かデザートオークを用意してk…」

「錬金、デザートオーク!」

ドンという音と共に大きめの立方体の木材がどこからともなくでてきた。

「「へっ?」」

「ん?どうした?リリィもウィルもぽかんとして」

「どうしたじゃない!今どうやってデザートオークをだしたんだ!」

「これはオークの住む砂漠にしか育たないんだぞ!?」

「まぁまぁ落ち着けよ二人とも、これはオレの錬金っていう固有のスキルで創ったものだから」

「なるほど、この世にはまだまだ不思議なスキルがあるものだな」

「さっじゃあこれを早速砕くとするか、こいタッカー!あ、危ないからオレの前に立たないでね」

「ふっ少しばかり驚かされたが流石にこの木を砕くのはむりだ」

油断してるw油断してるwさて目にもの見せてやるぜ!落ち着いてタッカーをかまえて打つ!バンッという音が聞こえると同時に木にヒビが入り、砕けた。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

リリィがめちゃめちゃ驚いてる、いやぁなんかスカッとしたわぁw

「いいか人間はお前ら魔人みたいにこの木を素手で壊せない。だがな、オレ達人間は考えることでお前らが至れない場所にたどり着くんだよ!まぁ人間にろくな奴がいないけどなぁ!」

ふっ、決まったな

そいえば最近ヨモギ喋ってねぇな

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