大道具班のアドリブ
少し体調を崩していたら体育祭が始まってしまい忙しくなってしまい更新が遅れてしまいました。まことに申し訳ありません。謝罪はこのくらいにしてどうぞお楽しみください
スケールとタッカーの説明を終え、特にすることもなかったので部屋に戻って休憩することにした。しかし…
「ヨモギはオレのことを少し信用しすぎじゃないかねぇ」
そうオレに寄りかかりながら眠っているヨモギを見ながらぼやきつつオレもうとうとしているとと唐突にドアが蹴破られ数人の魔人が部屋に押し入ってきた。そしてどこかでみた男がでかい声でいってきた。
「よくきけ雑種共!貴様ら下等な種族は我が魔将ウィルの名の下に消し去ってくれる!」
あぁどおこかでみた顔だと思ったらさっきの会議で過激なことを言っていた奴だ。しかしどうしたもんか…別にここでこいつと戦ってもいいが間違って殺しでもしたらまずいしな…リリィ達に迷惑をかけたくないしとりあえず話し合ってみるか
「おいおいどうして急にオレ達をを殺すなんてことになったんだ?殺したいなら城に入った時に殺せばよかったじゃないか」
「そんなもの貴様を捕虜にして人間との交渉の材料にしようとしていたからにきまっているだろう。しかし貴様は指名手配されているらしいじゃないか。そんな奴を捕虜にできるとおもうか?無理に決まっているだろう」
ふぅん、意外と筋の通った理由じゃないか。しかしいくら裏方とはいえこちとら演劇部だぞ?エチュードで鍛えたアドリブ力でなんとか生きる道をつかんでやる!
「たしかにオレ達は捕虜ならないかもしれない、だがオレ達を利用する方法は他にいくらでもあるだろう」
「貴様らになにか使い道があるとでも?」
「もちろん、例えばヨモギは少し前まで城で働いていたんだ城の見取り図を書くことができるだろう。城の見取り図があれば攻める時に便利だろ?あとはオレ達を罪人として突き出すのもありだろう。そうすればある程度アカリスと信頼関係を作れるだろう。ついでに捕まっている間にお前達に情報をおくることも可能だ。どうだこれを聞いてもさっきと同じことがいえるか?」
危ねぇ正直いま心臓バックバックだよ!?心臓が口からでそうだよ!でも表面上は余裕を取り繕はなきゃいけないし、やべぇ超怖えぇ
「雑種にしてはなかなか頭が回るではないか、少し貴様の意見を考慮してやってもいいだろ」
おっ?人間嫌いなおっさんかと思ってたら意外と意見ちゃんときいてくれんじゃん。一回しっかり話してみるのもありかもなと、そんなことをのんきに考えてたらウィルの後ろに修羅がみえた。比喩じゃなくまじで。えっと簡潔にいうとぶち切れてるリリィがいました。バカ怖いです。なんだろ、ウィル。ドンマイ
どうでしたでしょうか?ちなみにエチュードというのは即興劇という意味です。意外と裏方でもやらされるんですよ、えぇ…。そんなことはよくて、感想とうをいただけたらうれしいです。文句でもいいので是非ください。文句はきちんと考慮して書くようにします。よんでいただきありがとうございました!