表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/158

第87話 イフリートの正体

今日は祭りに行くので、夜に書けないんじゃないかと思ったので、今投稿しときます。

「しゃべ・・・った?」


待って、今あのイフリート喋らなかった?


「人語を介する魔物じゃと・・・?リーク、あれは厄介じゃぞ。」


「人語を介する魔物なんて居るのか・・・」


「うむ。極稀にじゃが、人語を理解、又は介することの出来る魔物がおるんじゃ。そのような魔物は、こちらが喋れば意図に気付く。じゃから、言葉で指示を出しても、こちらの思い通りにならぬから、厄介なのじゃ。」


「なるほど。とりあえず、あいつのステータスを見てみるか。」


『超鑑定』・・・じゃ不安なので、『究極鑑定』。


獄焔龍イフリート

ランク:SSS


Lv321


HP 6.223567E+11/6.223566E+11

MP 1.226897E+12/1.226897E+12

攻撃 8.226238E+11

防御 7.645593E+11

魔攻 2.197556E+12

魔防 1.986234E+12


スキル 隠蔽、獄炎蓮華、黒炎、焦土棄却、地獄の焔、業火ノ咒イ、炎刃、黒炎刃、MP自動回復(大)、HPMP変換、魔力吸収、即死攻撃無効+自身強化


魔法 全火魔法使用可能、灼熱咆哮(ブレス)、龍化(不完全)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




何だこいつのステータス・・・全部1000億超えかよ。MPと魔法系ステータスに至っては、1兆超えてやがる・・・


ていうか、より気になるのは、魔法欄の『龍化(不完全)』だ。龍化ってなんだよ。それに不完全って・・・?


こいつの正体が気になるな・・・こいつの名前鑑定したら、説明とか出ないかな・・・


獄焔龍イフリート

説明:元・獄焰魔人。数百年前、獄焰魔人と恐れられたイフリートが、当時最強クラスの力を持っていたにも関わらず、それだけでは満足出来ず、その天才的な魔法の頭脳を持ってして、龍化の魔法を編み出した。しかし、その魔法は失敗し、龍の身体は得たものの、2度と人の姿に戻れなくなってしまった。


出たし。っていうか、こいつ元々魔人だったのか・・・それに、龍化の魔法の謎も解けたな。しっかし、何ともまぁ不運な奴だ。いや、ドラゴンには成れたし、別に不運では無い・・・か?


「あいつの衝撃的な正体が分かってしまったが、それよりもまず、こいつを倒さなきゃいけないんだよな・・・」


「正体?ご主人様、何か分かったんですか?」


「あぁ。でも、別に知る必要は無いよ。ただ、あいつは元々ドラゴンじゃなかったみたいだけど。」


「えぇっ!?それ、知る必要無いことじゃないですよね!?普通に大発見ですよね!?」


なんか、ニノ含めた3人が驚いた顔をしているが、そんなに気にする必要も無いだろう。え?もう少し気にしろ?そんなの人の勝手じゃないか。


「あのな、ニノ。」


「な、なんですか?」


ニノの肩に、ポンと手を置くと、俺はおもむろに口を開き、


「今から倒すやつのことだぞ?そんな細かいこと、気にしたら負けだ。」


「グギェェェェェ!!!」


俺の言葉が聞こえたのか、獄焔龍イフリートが叫んだ。


「キッ・・・ザマッ・・・コロ、ズゥゥ!!」


「わお、聞こえてた?メンゴメンゴ。」


俺は、軽い調子で謝った。が、


「ガァァァァァ!!!!!」


ドゴォンッ!!


キレたっぽい獄焔龍イフリートが、口からブレスを吐き出した。


それは地面に直撃し、かなりの熱線が浴びせられた。


「ひゃぁぁ!熱いですぅ!!」


「うぬぅ・・・妾も熱いのは苦手じゃ・・・」


「ニノ!大丈夫よ、お母さんが守ってあげるからね!」


「ちょ、お母さん!?そんなに引っ付いたら、余計に熱いってばぁ!」


ニノ母は、ニノを熱線から庇うように、ニノに抱きついて、盾になった。が、ニノにとっては、それによってさらに熱い思いをしたようで、迷惑そうな顔をしていた。


「あちち・・・だが、そんなものは効かん!『アイス・フロア』!」


俺は、地面を凍らせた。うん、涼しくなった。


「ご主人様ぁ!私は熱いのより、寒い方が苦手なんですよ!?」


「妾もじゃ!リーク、これはやめておくれ!」


「」


「お、お母さん!?お母さんが寒くて気を失ってます!お母さーん!!」


「あぁ、ニノ・・・最期に・・・私のお願いを・・・」


「何言ってるの!?駄目だよ!生きてよ、お母さぁん!!」


ニノ母は若干わざとらしい言い方だが、ニノはそれを間に受けて、半泣きで母親に縋り付いていた。


後ろの漫才はさておき、獄焔龍イフリートは、今にも襲いかかって来そうだった。


「ギィィ・・・タチサ・・・レェェェェ!!!」


「よっ!」


ズドォンッ!


炎の刃が飛んできたが、俺は余裕で避けた。


ていうか、こいつさっきも立ち去れって言ってたな・・・ここに何かあんのか?


「・・・まぁいい。お前を倒さないと、俺が認めてもらえ無いんでな!お前に恨みはないが、死んでくれ!」


我ながら酷いな。自分の為に相手を殺すとは・・・しかも、意思のあるやつを・・・いやいや!いくら意思があっても、こいつは魔物だ。倒しても何の問題も無いはず・・・


「キサ・・・マァァ!!シネェェェェ!!!」


段々と、奴の言葉がはっきりして来た気がする。今まで喋る機会が無かったからなのだろうか。


「・・・悪いな。俺は、お前を倒す!」


「サセ・・・ルカァァ!!」


「喰らえ・・・『戦神の槍(グングニル)』ッ!」


俺の戦神の槍(グングニル)と、獄焔龍イフリートの爪がぶつかり合い・・・




バキィンッ・・・ズシャッ!




槍は爪を砕き、龍の喉を貫いた。


「グ・・・ガァァァァァ・・・アァ・・・」


ズシン・・・


獄焔龍イフリートは仰向けに倒れ、俺が勝ちを確信した瞬間、辺りが眩い光に包まれた。


「うわっ、何だ!?」


「な、何じゃっ!?」


「眩しいですっ!」


「っ!」


皆、目を覆ったり、瞑ったりしていたが、しばらくすると、光が収まった。


恐る恐る目を開けてみるとそこにはーーー


「ぐ・・・我の・・・負けか・・・」


喉に風穴が空きながらも、平然と喋っている、紅蓮の炎に身を包んだ、人間らしきモノがいた。

本当はもう少し書こうと思いましたが、何となくキリが良さそうだったので、ここで終わります。それでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ